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2019-09

KAI Vol.18 特集「森と暮らしたい」 - 2013.01.24 Thu

KAI(ノーザンクロス)の最新号。
KAI18.jpg


「森と暮らしたい」の特集。
メインは下川町への取材。
とてもおもしろい企画。

下川のカーボンオフセットの話には、坂本龍一も関わったりして、全国的な知名度をあげた。だけど、下川は一方であのサンルダム建設をどこまでも推進し、まさにサクラマスが降海して遡上するサイクルの息の根を止めようとしている町でもある。森林保全活用と、サンルダム建設との整合性はどのようにも説明されない、それが現実。

突哨山のミニ特集も。あの山の保全運動に関わった後、既にもっと若い世代へのバトンタッチが進んでいるということを知ってうれしくなる。自然との協調を目指す運動も倒木更新だ。

しかし、それなら、やはり徳村彰さんの仕事を紹介してほしいなあと思う。滝西に、ぼくは何年行ってないだろう。またあの山の中へ出かけて行って、ひさしぶりに徳村さんに会いたいなあと思う。

北海道児童文学の同人誌評・・・ - 2013.01.22 Tue

 どうやら、北海道児童文学の同人誌評の締め切りが今月末だったらしい・・・。
 これを毎年苦しんで書いていることを、毎年この時期に忘れるのは、どういうことだろう。
 忘れたいという深層心理が働いているとしか思えないのだ。

加藤千恵『映画じゃない日々』、多賀一郎『今どきの子どもはこう受け止めるんやで』などなど - 2012.11.28 Wed

 午後から少しずつ天気は悪くなるらしい。
 こんなにいい天気で、屋根の雪も溶けて落ちて来ているけれど、でも最高気温は氷点下らしい。

 この数日読んだ本、読みかけの本。

 加藤千恵の新作。刊行が続いている。もともと主戦場であった短歌を作品に巧みに生かしていく形も板についてきて、加藤千恵の世界が生まれて来ていると感じる。今作も一つ一つ、得意の微細なものやしぐさ場面へのこだわりがはしばしに見えて、特有の鋭敏な感覚が執筆を支えていることを感じる。

映画じゃない日々 (祥伝社文庫)映画じゃない日々 (祥伝社文庫)
(2012/10/12)
加藤 千恵

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 多賀さんからは本を送っていただいた。
 これは、親と先生へ向けた本。タイトルにびっくり。これは、北海道に住む私には絶対にあり得ないタイトル。関西には関西の文化があるのだと、改めて思う。子どもの接し方についての非常に基本的なことをまとめたもの。しかしハウツーというよりも、実際の経験談、エピソードをつないで、多賀さんなりの物語を紡ぐ形で構成されていることがぼくには好ましい。ぼくもよく知る二人の教師をモデルにしていると思われる部分もあって、楽しい。Y巻先生とH川先生である。
 それにしても、「子どもを信じるというのは、将来を信じること」か。こういう言葉に出会うとどきっとする。これは多くのすぐれた先生に出会うたびに感じてきたことだが、ぼくは、こういう感覚を持たないところで教師をしているんだなあ(困ったことだ)と気づかされるのだ。ぼくは、ただただ人間というのはおもしろいもんだなあと思いながら、この仕事をしてきた。なんというか、こうなったらいいとか、いつかこうなるとか、そういう風に考えていなかったというか、あまり興味がなかったなあ、と。当たり前のように教師になったわけだが、そう考えてみれば、看護師でも弁護士でも、介護士でも、同じようにおもしろいなあ、なんでこんなにわけがわからないんだろう(自分も含めた)人間というのは・・・というあたりで、楽しく仕事していたに違いないと、最近思うようになった。

今どきの子どもはこう受け止めるんやで!―親と先生へ伝えたいこと今どきの子どもはこう受け止めるんやで!―親と先生へ伝えたいこと
(2012/11)
多賀 一郎

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 あとは、読みかけ。

クラスの絆が深まる楽しい活動集―信頼と安心を築くプロジェクトアドベンチャークラスの絆が深まる楽しい活動集―信頼と安心を築くプロジェクトアドベンチャー
(2012/11/07)
みやぎアドベンチャープログラム研究会

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教育の豊かさ 学校のチカラ――分かち合いの教室へ教育の豊かさ 学校のチカラ――分かち合いの教室へ
(2012/07/14)
瀬川 正仁

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叱り叱られ叱り叱られ
(2008/02/07)
山口隆(サンボマスター)

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「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 (ちくまプリマー新書)「しがらみ」を科学する: 高校生からの社会心理学入門 (ちくまプリマー新書)
(2011/11/07)
山岸 俊男

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渡辺一史『北の無人駅から』(北海道新聞社)、そして、ブラームス - 2012.09.03 Mon

 それにしてもブラームスは美しいなあ。
 晦渋とかいう人がいるがそんなことない。多分音楽史上、一二を争うメロディメーカーだと思う。肩を並べるのはビートルズ(ポール)くらいじゃないか。
 交響曲は特にすごい。何度聴いたかわからないが、いつもはっとするほど美しいメロディが、まさに口ずさむようにして、次々と、美しい渦の中から出てくる。昼下がり、娘と一緒に聴けることを、このうえない幸せと思う。多分、ぼくだけ、ね。


Symphonies 1 & 3Symphonies 1 & 3
(2003/08/18)
J. Brahms

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 娘はブラームスを聴きながら寝てしまった。
 読み聞かせの本ばかりではあきるので、ずうっと平行して読んでいる渡辺一史さんの8年半ぶりの新作を読む。
 前作は本当に眼の前にその人物がいるかのような迫真のノンフィションだった。地方出版としては異例の二賞同時受賞の快挙を成し遂げたわけだが、この本も、すごい。最初に出てくる、もうここにはいない両足を失った男の存在感も例によってすごい。人物の魅力があふれ出るような筆致(インタビュー)、どうやったら身に付くのだろう。また、それぞれの駅も圧倒的にステキだ。実際に降り立ったこともある場所もあるが、たしかにそういう場所であり、そして全く違う場所でもあるかのようなのだ。
 北海道は廃線の歴史を負ってきたわけだが、渡辺の、「無人駅」という、その微妙な地点の選び出し方もいい。読みながら思う、「無人駅」は、廃線と幹線との間にあるというわけでもない、しかし、この切り口から、本当に、北海道という場所のいろんなことが見えてくる、と。簡単に経済の論理で説明するつもりはないが、例えば搾取されつづけてきた場所としての(日本ではなく、外地であった場所としての)北海道の輪郭がいつの間にか黒々と見えてくるのである。
 ぼくらより少し前の世代の道民は、本州以南を「内地」と呼んできたのである。

北の無人駅から北の無人駅から
(2011/11)
渡辺 一史、並木 博夫 他

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尾形孝弘『秘密基地の作り方』(飛鳥新社)、網野善彦他『日本歴史の中の被差別民』(新人物往来社) - 2012.07.23 Mon

 今日はうららは絶好調に遊び、最後は疲れ切って寝てしまった。3時半に寝るのでは、こりゃあ夜はまた寝ないかもしれぬ。


秘密基地の作り方秘密基地の作り方
(2012/05/12)
尾方孝弘

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 痛快な本だった。秘密基地のいろんなパターンが載っている。だが何よりも理論編がいい。
 秘密基地には三つの「間」があるという。「空間」「時間」「仲間」だそうだ。しびれる。
 また日本キチ学会による「秘密基地ワークショップ」というのがあるらしく、これもめちゃくちゃおもしろい。ぜひ企画してもらいたいなあと思う。


日本歴史の中の被差別民日本歴史の中の被差別民
(2001/01)
網野 善彦、朝尾 直弘 他

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 網野さんが書いてるわけだから、いわゆる差別民・差別部落形成を、政治力学によるもの、権力によるはたものづくりという学校で教えられる定説とは違った視点から読み解き説明するもの。とてもおもしろかった。一様ではなかった日本という国の各地の諸相をどう引きうけながら、日本という国の国家意識の形成史をどう飲みこんでみるか、そんなことを強く考えてしまう。間もなくオリンピックだし、ね。

 二冊とも上士幌町立図書館で借りた本。

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石川晋

Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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