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2018-05

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教師教育メールマガジン57号、多賀一郎さんです! - 2018.01.17 Wed

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メールマガジン「教師教育を考える会」57号
           2018年1月17日発行
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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弱い若手にやりすぎるな
         追手門学院小学校/教師塾・親塾主催
                   多賀 一郎
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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 57号。多賀一郎さん(追手門学院小学校/教師塾・親塾主
催)です。シンプルで刺激的な論考です。   (石川 晋)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 僕は『総合教育技術』で「教師教育の深層」というタイトル
で連載をしています。また、大学で学生を教え、追手門学院小
学校では、5年目までの若い先生たちを指導する仕事をし、2
0校近くの公立小学校へ年間指導にも行っています。出口と入
り口とその続きの教師教育に携わり、教師教育が今の僕の専門
だと思っています。
 初任指導の先生方への講演で最近強く言うのは、
「コンプライアンスと弱い若手への対応に気を付け、自分が昔
の名前で教育するな。」
ということです。
 例えば、新任に対して、もう少しなんとかしてやりたいと
思っても、よほどの信頼関係でもない限り、勤務時間外まで残
して指導することは避けるべきだと話します。コンプライアン
スに反します。
 よかれと思って投げかけた厳しい言葉が新任を傷つけて不登
校に陥らせ、それを訴えられるという事例が起こっています。
 今の若い先生方は、はっきり言ってとてもメンタル面が弱い
です。学校生活をおくってくる中で、体罰等、ほとんど経験し
たことがありません。(体罰がいいと言っているわけではあり
ません。お間違えなく。) ときどき、先生方にセミナーや官
製研などで
「体罰を受けたことある人、手を挙げてください。」
と尋ねます。そうすると、30才くらいではっきりと分かれま
す。30才以下には、全くそういう経験がないのです。体罰だ
けでなくて、民主的で妥当性のある教育を受けて、それになじ
んできた方が先生になっているということです。理不尽な目に
合うことが、ほとんどないままに、教師になっているのです。
たくましく強い教師が育っているはずがありません。
 今の若い先生方はメンタルがとても弱いのです。その前提で、
教師教育を考えていかねばならないのです。ここ数年、自殺し
かかったり、失踪して親から捜索願を出されたりする新任教師
が、あとを絶ちません。
 指導する先生が30代の中堅教師ならまだいいのですが、こ
の頃多い退職校長(僕と同世代)のように、若いころにびしびし
と鍛えられて育ってきたと自負される先生が、一番危ないです。
「自分たちもそれで育ってきたんだ。」
と、今どきの若手に厳しいことを言います。弱い若手はそれを
受け止めきれません。追い詰められていきます。
 そういう新任教育は止めましょうというのが、今の僕が一番
言いたいことです。
 僕は優れた教師を輩出する教師教育を推奨する立場ではあり
ません。教師に夢を持って教壇に立った人が、普通の先生にな
れるようにサポートするのが、仕事だと思っています。

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 あるセミナーで(ですから公の場所で)各地の教職員採用試
験の倍率が落ち、志望者の学力の下振れが起こっていると、採
用に関わる立場の方が直接話すのを耳にしたことがあります。
学力が下振れすることで、具体的に、何ができなくなるのだろ
う…。経験から端的に書くと、読む(本を読む)書く(記録す
る)話す(人に会う)といったことなのだと感じています。本
が読めないなら、記録ができないなら、一緒に本を読んであげ
る、一緒に記録を取ってあげる…現実的な対応として、実際に
不備ながらそういうこともやっていました。ベテランが昔自分
が受けた手法や自分に向いていた方法をそのままよかれと思っ
て「押し付ける」。本を読みなさい、記録しなさい、研究会に
行って勉強しなさい…これが全然うまくいっていない事例をた
くさん見てきました…多賀さんの論考を読みながら、そうした
光景をまざまざと思い浮かべたのは、きっと私だけではないの
ではないかと思います。
 1月17日は阪神淡路大震災の日。神戸で長く教員をしてこ
られた多賀さんにぜひということで依頼をしましたが、私の
薄っぺらな思いや感傷を吹き飛ばすシンプルな論考での「返答」
でした。厳しい語り口の中に、若手教員への温かい思いが忍ば
されていると感じました。ありがとうございます。

 次回、1月19日金曜日は、菊池真人さん(南アフリカ共和
国ヨハネスブルグ日本人学校教諭)。日本人学校で菊地さんが
考えていること、感じていることをリアルタイムでお話いただ
けるのを楽しみにしています。
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メールマガジン「教師教育を考える会」
57号(読者数2603)2018年1月17日発行
編集長:石川晋(zvn06113@nifty.com)
登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html
(まぐまぐ:教師教育を考える会)
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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