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2017-11

教師教育メールマガジン37号、小坂善朋さんです! - 2017.10.27 Fri

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メールマガジン「教師教育を考える会」37号
           2017年10月27日発行
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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教師教育を考える
  北海道安平町公私連携幼保連携型認定こども園副園長
                            小坂 善朋
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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 37号は、小坂善朋さん。北海道安平町にある(あびらと読みます)の
公私連携幼保連携型認定こども園副園長)。現場を丁寧に歩んできた小坂
さんが考える「幼児教育」の担い手の姿を語っていただきます。 
                            (石川 晋)
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 私は北海道安平町にある 認定子ども園「おいわけ子ども園」で勤務し
ています。
 これまで町立保育園で保育士・私立幼稚園教諭を経て現在に至ります。
 私が考える幼児期を支える人たちにについて考えていきたいと思いま
す。
 幼児期は発達年齢や子を取り巻く環境、経験に多くを左右されてしまい
ます。ともすれば、出来る子は教師が何もしなくてもできるし、出来ない
のは一つのみならず、多くのことができない。
 そして幼児教育は環境を通じて行うことを基本とする。とあります。こ
の環境をどのように考えるのか?
 以前 初めて石川晋先生にお会いした時私のぶしつけな質問に「私に
とって環境とは選択できることです」と簡潔に的をとらえた答えを与えて
くれました。
 以後私にとって金言となっています。
 環境は子ども達にとって重要な意味を持ちます。ともすれば言葉なんか
より雄弁にこどもたちに「まざまざと」その姿を見せつけ、誘いかけ、影
響を与えます。
 おいわけ子ども園には 大きな築山があります。流れる水があります。
砂があります。その姿は雄弁に、誘いかけるように子どもたちの前に立ち
ます。
 山坂を上る。斜面を下る。・砂を掘る、掘る音を楽しむ。水に触れる。
水を流し砂が固まるを楽しむ。水と砂を混ぜる。泥をつくる。料理に見立
てる。泥団子を作る。
 子どもたちはその素材を余すことなく試し、気付き、また試していきま
す。形を変えることを見つけ知識や想像を太らせ、それを自分の持ってい
るありったけの言葉で、体で表現し、共感する仲間・気の合う仲間を見つ
け楽しみを広げていきます。
 まさに、楽しむ「モノ」があり・楽しむ「コト」があり・「ヒト」が繋
がる。その中で子ども達は学びを広げていくように考えます。
 では、それらを支える保育者はどのようなことが大切か?私が考える
「保育」の仕事のもとは3点あります。

1 感じる仕事
 私はこの仕事はおおよそ感じる仕事だと考えています。そこには何があ
る。子どもたちは何に興味があって、その手でつかみ感じたがっているの
だろう? 子ども達は何を知りたがっているのだろう? 何を見取ればよ
いのか?何を見てほしいのか? その気持ちの尾をつかみ、気づき手を差
し伸べる。
 言葉に表すのがうまい子・なかなか思いの丈を思うように話せない子…
その二通りでは分けられないほど心は繊細なものです。
 ですが、子どもたちはちゃんと見てもらう安心感の中で自己発揮しよう
とするように考えます。私が影響を受けた先生の中で故佐々木正美先生の
言葉「自立というのは、自分のために手をかけてもらった、本当に心から
安心できてくつろげる場所があるという気持ちをしっかり持てた時にでき
る」という言葉が今でも胸に残ります。
 子どもたちはいつも新鮮なときめきを感じようとしているように感じる
時があります。
 子どもたちはいつも上へ上へと伸びようとしています。私たちはその様
な子ども達の今を感じてつなげていきたい考えます。

2 準備する仕事
 子ども達の興味は常に動いています。 そして教師の意図と環境の構成
は表裏一体。どちらも学びの仕掛けの中には必要な試みです。その時々の
子ども達の興味関心をキャッチし、次につなげるためには感受性と準備が
必要だと考えます。それは担任のみならず、学年や園、時には保護者にも
理解・協力していただき全体で保育観を重ねて準備しなければいけないよ
うに考えます。 大切な学びをどのように経験させ次につなげていくか?
 ここでも石川晋先生の言葉を使わせていただければ「ジャブジャブと経
験」させるにあたってもそれ相応の準備や見通しを持ち、質の良い体験を
点ではなく面で経験させることが大切だと考えます。

3 待つ仕事
 感じるから何でも関わればよいというものでもありません。時に見守
り、静かに手放す。その子の気持ちを支えるか?それとも自分たちで乗り
越えられるかどうか? 様々な場面で、時に立ち止まり葛藤する中でじっ
くりっと育つ力が確かにあります。 人は教わったことよりも、自分で経
験し得た知識やその思い出がやがて血肉となり、子どもたちの学びの根を
這わせてくれるようにも感じています。

 私たち保育者は補助的な存在です。できれば子どもたち自身が、自己肯
定感に満ち能動的で自ら自身を表現できる人になれたら、私たちは必要の
ないものだと考えます。
 人は人の中で生きていきます。そして私たちもその子供たちの人生の一
部となる宿命があります。子ども達にかかわるものとして、人として気持
ちの良い人間でありたいと考えます
 幼児教育とは何でしょうか?
 私はこのことをいつも考えます。今の私にとっての幼児教育とはつまり
”自信を育むこと“のように感じることがあります。知識・技能の向上も
確かに大切なのだと思います。ただ、様々な経験が・仲間が・頑張りが、
それらをぐるっとくぐり自分に気づいていく。「できそう」「できた」を
繰り返し今の自分につながっていく。事象が繋がりや体験の関連性が腑に
落ち、わかり、意欲や自信を育んでいるように感じます。
 私は10月から年長組を担当することになりました。年長と過ごすのは半
年ではありますが、3月胸を張り堂々と卒園していく子ども達を夢見て、
大笑いしながら毎日楽しく過ごしていきたいと思います!

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 私の言葉をあれこれと引用していただいて、面はゆい感じです…苦笑。
 私はおいわけ子ども園で一度講演をしたことがあります。子ども園主体
の後援に一介の中学校教師を呼ぶというそのこと一つとっても、おいわけ
子ども園が既成の価値観や概念にとらわれない新しい保育・幼児教育を模
索しているのだなということがわかります。
 私がお伺いした時、おいわけ子ども園は造成の真っただ中、子どもたち
の遊びを中心に据えた空間にするための試行錯誤の真っ最中でした。あれ
から何年かがたち、もう一度その後のおいわけ子ども園を見せていただき
たいなと小坂さんのまっすぐな語り口に触れながら思いました。

 まぐまぐは、時々、使われなくなったメールアドレスの確認作業などを
するようです。不達のアドレスの削除結果、少し購読者数の実数が減った
ようです。今号は2511人の方に配信しています。

 次号は、10月31日火曜日。公立小学校を辞し、フリーランスティー
チャーという新しい働き方を提案している田中光夫さんの登場です。
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メールマガジン「教師教育を考える会」
37号(読者数2511)2017年10月27日発行
編集長:石川晋(zvn06113@nifty.com)
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(まぐまぐ:教師教育を考える会)
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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