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【アートその7 ボイマンス美術館所蔵「バベルの塔」展 2017.10.14 国立国際美術館 - 2017.10.15 Sun
演奏会までの時間もさらにあるということで、午前中はバベル。まさにバベルに会うためだけに行く。
ぼくは学生時代の終了までをクリスチャンとして生きた。
自分の中の一番基本的な部分に、長い長い教会生活と信仰生活がある。
子どものころから何度も何度も読んだバベルの塔のエピソードを、絵を見るまであまり思い出すことがなかった。
そう。子ども心に疑問だったのだ、なぜ、神はバベルの塔を破壊するのではなく、言葉を乱したのか。言葉を乱すことで、なぜバベルの塔建築は放棄されたのか。

ブリューゲルは、不思議な人だった。どこか世界を斜めに見ながら(そうバベルの塔は斜めだ)、一方でそこで働く人々の細部を克明に物語付け、書き込まなければならないこだわり。彼の多くの作品が「人々を描く」ことに集中していることも含め、ブリューゲルは、人間の諸相を描き出したくて仕方なかったのだ、と思う。こんな大きな建物を細部に至るまでリアリティある物語として書きながら、彼の興味は、本当はひとだったのでは、と思える。
ボスの絵などもあったが、ほとんどバベルだけ見た。昼前にはものすごい人ごみになっていった。
ぼくは学生時代の終了までをクリスチャンとして生きた。
自分の中の一番基本的な部分に、長い長い教会生活と信仰生活がある。
子どものころから何度も何度も読んだバベルの塔のエピソードを、絵を見るまであまり思い出すことがなかった。
そう。子ども心に疑問だったのだ、なぜ、神はバベルの塔を破壊するのではなく、言葉を乱したのか。言葉を乱すことで、なぜバベルの塔建築は放棄されたのか。

ブリューゲルは、不思議な人だった。どこか世界を斜めに見ながら(そうバベルの塔は斜めだ)、一方でそこで働く人々の細部を克明に物語付け、書き込まなければならないこだわり。彼の多くの作品が「人々を描く」ことに集中していることも含め、ブリューゲルは、人間の諸相を描き出したくて仕方なかったのだ、と思う。こんな大きな建物を細部に至るまでリアリティある物語として書きながら、彼の興味は、本当はひとだったのでは、と思える。
ボスの絵などもあったが、ほとんどバベルだけ見た。昼前にはものすごい人ごみになっていった。
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