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2017-10

【コンサートその10 上海フィルハーモニック管弦楽団 東京オペラシティコンサートホール 2017.10.5】 - 2017.10.06 Fri

 アジアオーケストラウィーク2017の一環として。
 実は東京に来るまで、こうしたイベントが2002年から続いていることを知らなかった。
 文化庁が外国のオーケストラを独自に招聘する唯一のイベントなのだという。
 今回は、ホストは関西フィル。アジアからのゲストは、上海フィルハーモニック管とマレーシアフィル、
 上海フィルを聴く。

 曲目は、芥川也寸志の弦楽のための三楽章「トリプティーク」、ショパンのピアノ協奏曲2、ドヴォルザークの8番。
 指揮者はリャン・ツァン。ピアニストはジェ・ヤン。

 まずトリプティークの二章がよかった。全般には、アンサンブルの精緻さなどがやや崩れて気になる時もあるのだが、日本の地方オケと十分比肩する。しかもこの二章のような繊細で情緒的な曲には、東欧の桶を思わせるような温かい弦の響きが満ち、幸せな気持ちになった。ショパンの2番協奏曲も、そういう意味では、楽団の適性を考えた選曲だと思う。ピアノのジェ・ヤンも丁寧で時折しずくが零れ落ちるような美音を披露してくれた。
 8番の最終楽章に見せた、がむしゃらな推進力も、若々しく希望に満ちていて、なんともすがすがしい気持ちになるオーケストラだった。
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 客は6割くらい。
 ちなみにぼくは最上階の席でなんと1030円。ヨーロッパのオーケストラやオペラハウスは学生などは、ワンコインで聴ける席もあると聞いたことがある。そういう意味では、文化庁、宣伝不足だけど、とてもいい。でも、日本人のヨーロッパ志向があらわになるなあと思う。
 パンフレットには、15年の歴史も収められており、ぼくが知らないオーケストラもたくさんある。
 ヨーロッパに追い付け追い越せだった時代は、ぼくらの国にはたしかに必要だった。が、なんというか、その間に、もっとも大切なアジアの隣人の成長に全然目を向けずに来ているんだと実感する。
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北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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