topimagetopimagetopimagetopimagetopimagetopimagetopimagetopimage

2017-11

教師教育メールマガジン21号、館野峻さんです! - 2017.09.05 Tue

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
メールマガジン「教師教育を考える会」21号
           2017年9月5日発行
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
多様性が支えるこれからの教師の学びとは?
品川区立義務教育学校教諭/Teacher's Lab.理事
館野 峻
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 第21号は、館野峻さんです。都内で小学校教員として勤務しながら、
地域づくりの活動に参画するなど、様々な活動に参加し、その経験を教員
の学びを創出するための場づくりに結びつけることに挑戦する若手です。
                           (石川 晋)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.はじめに
 東京都で品川区立義務教育学校で小学校の教員をおります、館野と申し
ます。子どもたちや保護者の皆さん、同僚の先生方に支えられて、数々の
失敗を経ながら、今年度11年目の年となりました。大学ではあまり勉強
をしてこなかったので、正直「専門」がありません。英語の中高教員免許
を持っているので、英語を担当することが多かったり、ICT機器が好きで
デジタルなものを授業や校務にどんどん取り入れているので、いろいろと
任せていただく機会も多かったりします。
 そんな私が現在、一般社団法人の理事としてワークショップを開催した
り、現在住んでいる地域でファシリテーターとして活動をしたりするよう
になった経緯も含めて、私が個人的に考える「これからの教師像」につい
てお伝えできたらと思います。

2.初任?2年目
 22歳で小学校教員として社会人デビューを果たした私は、とにかく目
の前のことで精一杯で、何が正しくて何が間違っているのかも分からない
まま、もっと「いい先生」になろうと、教員の集まるセミナーに参加した
り、教育書を読み漁ったりしました。初任校では、自分の教師力を高めて
いくことで、子どもたちにとって退屈にならないような授業をしようと試
行錯誤をしてきました。ただ、同時に初任者研修や夏休みを利用して自分
でテーマを選んで行く東京都の研修には、とても退屈で眠ってしまうよう
なものが多いことや、研修や研究授業などの教師自身の学びに対して後ろ
向きな先生が多いということに、もやもやを抱えていました。

3.3年目から(教員としての転機)
 教員生活にも少しずつ慣れ、学校教育の1年間がどのように回っている
のかを掴みかけていた時期に、わたしにとって転機となる場やその場にい
る社会人の皆さんとの出会いがありました。NPO法人ではシブヤ大学、
greenbird、東京にしがわ大学、グリーンズ、A SEED JAPAN、他にも
Community Crossing Japan、フューチャーセッションズ、asobi基地、カ
ルマキッチン、Happy Outdoor Wedding、日本ファシリテーション協会な
どなど、多くの場に顔を出してたくさんの素敵な大人たちに出会い、多く
の刺激を受けました。その後、ボランティアスタッフとして働いてみた
り、当時住んでいた地域のプロジェクトを立ち上げたりと、とにかくその
瞬間にいいな!と思ったものには、すぐに足を運んで学ばせていただきま
した。中でもシブヤ大学の「だれでも先生、だれでも学生になれる」とい
う考え方や、asobi基地の「社会全体で子どもを育てる」というビジョ
ン、グリーンズの「ほしい未来は、つくろう」というスローガンに共感し
たことが、その後の私の働き方に大きな影響を与えることになります。

4.2011年より始めたマイプロジェクト
 2011年より、当時の勤務校の家庭科室にて、これからお父さん・お母さ
んになる人への食育プロジェクト「Share the Kitchen」を始めました。
初回は6名ほどの参加者でしたが、毎月の開催を続けて行くと、多い時に
は30名ほどの大人が集まりました。持ち寄った食材でその場で出会った
メンバーと料理を作り、みんなで食べるという、教える先生のいない料理
教室を続けてきました。そこで出会ったメンバー同士が結婚をしたり、イ
ベント以外の時間に趣味を楽しんだりする中で、コミュニティづくりと学
級づくりがとても似ていることに気付きました。また参加者が満足感を感
じられるようなワークショップ型の場づくりは、授業づくりと似ていると
いうことにも気付くことができました。私がやってきたことはきっかけづ
くりに過ぎません。参加者同士が自然とそれぞれの素敵な部分で共鳴し、
新しいコミュニティをつくっていくこと、それは教室の子どもたちが将
来、クラスや学校という枠を外れても、それぞれの良さを持ち寄りなが
ら、素敵な未来を一緒につくっていくことと、私の中ではほとんど同じで
す。それは、学級経営や授業づくりの上で私の中の教育観となり、そんな
想いで、これまで100名近いゲストティーチャーを教室に呼び、多様な
大人と子どもたちを引き合わせてきました。自分の中の引き出しを多様に
していくことと同時に、多様な大人を子どもたちに見せていくことをこれ
からも大切にしていきたいです。

5.2016年より
 たまたま参加した「まなびCafe」というイベント。それが一般社団法人
Teacher's Lab.との出会いでした。イベント参加後、昼食を一緒に摂って
いる際に「こういう学びの場になったら、もっと良くなる!」と偉そうに
話してしまったところ、「この後ミーティングがあるので、参加してくだ
さい!」と言われて、気が付いたら理事として、Teacher's Schoolをこれ
まで12回行い、Teacher's Lab.や教育の未来がより明るくなるよう、継
続的に私なりの見解を精一杯述べさせていただいています。
 また、昨年板橋区に引越しをして、今年子どもも生まれました。我が子
のためにも、住んでいる地域をよりよくしていきたいと考え「いたばし
フューチャーセッション」の運営メンバーとなり、板橋の区議会議員さん
やこれまで地域の活動をされてきた方と一緒に活動を重ねています。
 そのため、現在の私は、勤務先・地域・地域を超えたコミュニティ(主
にFacebook)の3つを軸としています。3つが折り重なった部分が自分軸
であり、それはこれからもアップデートし続けていきます。

6.これからの主体的・対話的で深い教師教育
 先日、「未来の先生展」で登壇させていただきました。そこで話した内
容と重なりますが、上記のTeacher's Schoolでは、学校現場にすぐに使え
るようなHOW TOの教育技術から、参加者の先生方やこれから先生になろう
としている方がどう在りたいのか、子どもたちにどう在って欲しいのかを
「対話的に」学べるような場づくりを心がけています。インプットだけで
は、私なら寝てしまうし、参加者一人一人の学びになりません。一人一人
に学びを深めるためには、多様なメンバーが集まり、安心・安全な場で対
話を通して学んでいくことが重要だと考えています。受動的に行政研修を
受けさせられ、学ぶことに前向きでなくなってしまった先生たちが、もう
一度、子どもたちに普段伝えているように、「主体的に」学べるような
きっかけをたくさんつくっていきたいと思います。そして、そこで学んだ
ことが、教員以外の教育に関心のある方々と一緒に、現場で「深め」られ
ると、教師教育がじわじわと波紋のように広がっていくのではないかと考
えます。

7.最後に
 こちらの教師教育を考える会メールマガジンに登録していらっしゃる方
と、是非いつかお会いして、ご縁があれば何か一緒に活動していきたいで
す。
 また、こちらの記事をきっかけに少しでも学校の内外で、より多様なコ
ミュニティをつくり、一緒に頑張れる仲間が増えていったら嬉しいです。
 学校外の方と繋がると、良いことばかりです!学校の中に閉じている
と、学校文化に、うまく合わせる子どもたちを育てがちです。これから
も、外に開く中で多様な価値観に触れ、多様な仲間とともに、「社会に開
かれた」教員であるために学び続けたいと思います。よかったら一緒に学
びましょう!

*もしもFacebookで申請いただく場合は、メッセージをお願いします。
https://www.facebook.com/shun.tateno

<今後の活動一覧>
・9/16 Interactive Learning Lab. #01 対話的な学び研究会 共催
https://goo.gl/forms/Y52Y2klXXAI4NTqo1
・10/9 Interactive Learning Lab. #02 対話的な学び研究会 共催
・10/14 Teacher's School 子どもたちや教員の力を引き出すために
 ?「受け身」のチカラを養成するワークショップ? 共催
・11/5 Interactive Learning Lab. #03 対話的な学び研究会 共催
・11/12 あしたの がっこう・まなび・おやこ を つなぐ会 共催
・11/26 第2回いたばし未来対話(テーマはプログラミング教育)
 ファシリテーター
・12/23 edcamp Itabashi 実行委員長

==================================================================
 館野さんたちの活動をはじめとする20代から30代前半の教員がビル
ドアップしている研修会は、これまでの伝統的な民間教育運動の形や方法
に学びつつも、何かが大きく違っているようだ、と直感的に感じていま
す。それで、積極的に交流させていただいているのですが、運営に関わる
様々な手法もプログラムの内容も、これまでの年輩世代の企画運営と違っ
ていることが見えてきました。圧倒的に優れているところも、ベテラン世
代として提案できることもありそうだと感じています。いずれにしても、
この違いの根が何かを考えていく上で、館野さんの今回のセルフライフヒ
ストリーは大変興味深いものでした。学びの筋と学びの場所(必然的に、
人も)が違うということなんだ、と。民間教育研修の本流が大きく変わる
可能性がありそうだ、とワクワクします。

 次号は、9月8日金。住田昌治さん(横浜市立永田台小学校校長/ユネ
スコアジア文化センター事業推進委員)です。SDGsの考え方を学校現場で
精力的に推し進めるサーバントリーダー的学校長のお一人です。私自身も
今春まで勤務していた学校に来ていただいて提案をいただくなど、大変大
きな刺激を受けた学校変革のイノベーターのお一人です。持続可能な学校
づくりと教師の育ちの関係とを紐解いていただきます。
==================================================================
メールマガジン「教師教育を考える会」
21号(読者数2503)2017年9月5日発行
編集長:石川晋(zvn06113@nifty.com)
登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html
(まぐまぐ:教師教育を考える会)
==================================================================

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎教師教育を考える会
のバックナンバーはこちら
⇒ http://archives.mag2.com/0000158144/index.html?l=odt096a77f

◎教師教育を考える会
の配信停止はこちら
⇒ http://www.mag2.com/m/0000158144.html?l=odt096a77f

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/tb.php/3092-c1caddd5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

教師教育メールマガジン22号、住田昌治さんです! «  | BLOG TOP |  » 【コンサートその9 東京混声合唱団いずみホール第22回定期演奏会 2017.8.30】

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

FC2カウンター

最新記事

プロフィール

石川晋

Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

月別アーカイブ

最新コメント

カテゴリ

未分類 (51)
教育 (2182)
音楽 (266)
雑記 (341)
映画 (16)
読書 (31)
美術 (15)
研究会等 (10)
自然保護 (9)
CD&DVD (0)
育児 (30)
自然 (82)
対話 (7)
思考 (36)
演劇 (5)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード