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2017-11

教師教育メールマガジン15号、杉山史哲さんです! - 2017.08.15 Tue

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メールマガジン「教師教育を考える会」15号
           2017年8月15日発行
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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 過労死ラインを超える時間外労働を行っている教員に対して「学び続ける教員像」を
 求められますか?
                       ミテモ株式会社/学校働き方研究所
                             杉山 史哲
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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 第15号は、杉山史哲さんです。第15号は、杉山史哲さんです。大阪市の教頭補佐を
経験するなど、学校の内側と外側とを往還しながら、現在の学校教育の問題を考える若手
イノベーターです。長文ですが、ぜひ丁寧にお読みください。      (石川 晋)
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1.過労死ラインを超える時間外労働を行っている教員に対して「学び続ける教員像」を
  求められますか?

 「学び続ける教員像」という言葉、一度は目にしたことがある方も多いかと思います。
これは、中教審の答申「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策につ
いて」に記述されています。詳しく見てみると、

 グローバル化や情報化、少子高齢化など社会の急激な変化に伴い、高度化・複雑化する
諸課題への対応が必要となっており、学校教育において、求められる人材育成像の変化へ
の対応が必要である。

 これに伴い、21世紀を生き抜くための力を育成するため、これからの学校は、基礎的・
基本的な知識・技能の習得に加え、思考力・判断力・表現力等の育成や学習意欲の向上、
多様な人間関係を結んでいく力や習慣の形成等を重視する必要がある。これらは、様々な
言語活動や協働的な学習活動等を通じて効果的に育まれることに留意する必要がある。

 今後は、このような新たな学びを支える教員の養成と、学び続ける教員像の確立が求め
られている。
(平成24年8月28日 中央教育審議会答申)

とあります。

 この内容については十分頷けるものだと思いますし、「教員になったらもう学ばなくて
もよい」という人はほとんどいないでしょう。

 一方、昨年行われた連合総研の調査によると、過労死ラインを超える月100時間以上の
時間外労働を行っている教員は、小学校で55.1%、中学校で79.8%、高校で46.4%となっ
ています。さらにその中身について知るために、2013年に行われたOECDの調査(国際教員
指導環境調査:TALIS 2013)を見てみると、勤務時間の合計は34の調査参加国の中で日本
は断トツの1位であり、また課外活動(部活動)と事務業務によって日本の学校の先生た
ちが忙しくなっている、ということが見てとれます。

 さて、今の日本の先生方に、「学び続ける教員像」を求められるでしょうか?先生方
は、いつ学べばよいのでしょうか。部活動や事務仕事に追われる中で、教材研究もままな
らない。そんな先生は今日本にたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。


2.教頭・副校長の仕事、今のままでいいんですか?

 私は2015年度、1年間、大阪市福島区の公立小学校に教頭補佐として勤務しました。な
ぜ小学校に勤めたのか、その理由については後で述べるとして、私が1年間学校現場に
入ってみて感じたことは「学校の仕事には、なんて無駄が多いのだろう?特に教頭の仕事
は、このままでいいわけがない」ということでした。

 この教頭補佐という職種は勤務先の小学校で与えられた役職名であり、正式には「教頭
の校務に関する業務を行う非常勤嘱託職員」です。具体的業務内容は、大阪市教育委員会
のWEBページによると

・PTA・同窓会・地域の対応
・文書収受、処理
・文書作成、調査回答
・校内巡視
・給食対応
・電話、来客対応
・その他教頭の業務

とあります。私は上記の仕事に加え、

・学校ホームページの更新
・特別支援学級の補助
・病休や年休を取られた教員の代わりに授業に入る(プリントを配って『学び合い』して
 ました)
・放課後学習支援事業の運営(放課後ステップアップ事業というものを大阪市はやってい
 ます)
・校長や教務主任の補助業務

といったような業務を行っていましたが、簡単に言えば「職員室で特に役職や分掌を持た
ない便利屋さん」だったように思います。お仕えした教頭は、元々養護教諭から教頭にな
られた方で、明るく朗らかで、子どもも教員も大好きで人格的にも素晴らしい方だったこ
ともあり、1年間、とても楽しく働かせていただきました。

 私が最も幸運だったことは教頭との関係がとても良好だったということでしたが、それ
もあり、私は教頭が1年間で処理をしなければならない文書のすべてに目を通すことがで
きました。ちなみに、2015年度、大阪市教育委員会から教頭におりてくる電子文書は、全
部で2107ありました。

 さて、この2107の数の電子文書ですが、細かく分類すると次のように分けることができ
ました。


1 教頭でないと処理できない文書
2 教頭でなくても学校のことが分かっていれば誰でも処理できる文書
3 そもそも教頭を経由しなくても良い、あるいは文書ではなくメールなどで済むと考え
 られる文書

 1については、例えば教職員の人事や評価に関わるものであったり、あるいは学校運営
全体に関するものです。こういった文書については、やはり教頭の経験と立場がないと処
理できません。
 2については、例えば「肢体不自由の児童が使えるトイレの数の調査」であったり、
「来年度必要な教科書の冊数」といったものでしょうか。こういったものについては、
「学校の誰がやってもよいものではあるが、教職員をまとめる教頭が処理するとスムーズ
であるから故に、慣例的に教頭が処理することになっているもの」だといえます。これに
ついては、確かに教頭が処理するのが良いといえるのでしょうが、もし私のような「教頭
補佐」という役職の人間が週に数時間でも勤務していれば、そういった人間に投げること
ができます。実際に、この種の文書については、4月の2週目以降はすべて私が処理して
いました。
 3については、例えば「学校図書館補助員活動日誌の提出について」「給食調理員が使
用する衣服や長靴のサイズの調査」などです。教頭を経由しなくてもよいのではないで
しょうか。「セレッソ大阪のスペシャルシートについての周知」。これはメールで済むで
しょう。そもそも、教頭のやるべき仕事でしょうか。
 
 私は実際に2015年度送られてきた文書のうち、提出等なんらかのアクションが求められ
る文書すべてのタイトルを記録し、その中身について1?3にざっと分類したところ、割
合としては、1が3割程度、2が4割程度、3が3割程度だということが分かりました。
これはつまり、教育委員会が仕事の工夫をすれば3にあたる3割の業務をカットでき、さ
らに予算を確保し教頭補佐を全学校に置くか、あるいは学校事務職員の職分を拡げ学校事
務職員がうまく担うことができれば2にあたる4割の業務を削減できるこということで
す。つまり、教頭の行う文書処理の仕事は、実際には現在の3割で済む、ということで
す。
 
 さて、このような、無駄な仕事、工夫をすれば削減できるような仕事は、学校現場には
他にもたくさんあるように感じられました。たとえば、勤務校では毎月1回発行している
「学校だより」を、地域の歴代PTA会長や自治会長さんなどに配っていましたが、この仕
事は、教務主任が印刷ー折るー封筒に入れるー自転車で地域を回ってポストに入れる、と
いった作業をしていました。この業務によって、毎月必ず4時間は教務主任の仕事の時間
が奪われていました。この仕事を、例えばすべてPDFでメールで一斉送信する、というや
り方にかえたらどうでしょうか。毎月4時間かかっていた業務が、ものの10分で終える
ことができます。
 

3.学校働き方研究所の設立

 こうして私は1年間教頭補佐として勤務したのですが、退職後、「学校の無駄な業務は
なんとかできないのか問題」に対して何かできないかと考えていました。ちょうど世の中
の時流的にも、電通の痛ましい事件以後、働き方改革の動きがあり、内田良先生(名古屋
大学)らの発信などで「ブラック部活動」といった問題が認識されるようになってきまし
た。そこで私は、民間の立場からでも何かできることはないかと考え、「学校働き方研究
所」というものを立ち上げました。

 学校働き方研究所は、以下の3つの方法で、学校の業務改善の推進を支援していこうと
考えています。

ア.現場の教職員と、教職員の労働環境に関わる人たち(教育長・教育委員・教育委員会
 事務局・地方議員等)がフラットに語り合える場(フォーラム・勉強会等)を主催す
 る。

イ.いち早く教員の労働環境を改善しつつある自治体や学校の事例を集め発信するWEBサ
 イトによって、「それ、うちの学校もやろう」という動きを作る。

ウ.管理職及びこれからの現場の中核を担うミドルリーダーに「業務改善」の視点とノウ
 ハウを提供する。

 アについては、先月の7月30日(日)に、第一回の「学校働き方改革フォーラム」を
東京で開催しました。全国から100名を超える参加者にお集りいただき、学校の働き方
改革に教育委員会として先駆的に取り組み成功事例をあげている福岡県春日市教委の改革
のキーマンだった工藤一徳さんの講演、部活動問題等学校の様々な問題を世に啓発されて
いる内田良さん(名古屋大学准教授)、文科省業務改善アドバイザーである妹尾昌俊さん
らの分科会を開催しました。参加者の内訳を見ると、特にこれからの学校運営の柱として
期待されている30代から40代の主幹教諭、教務主任、首席教諭といったミドルリー
ダーの方々が多く見られました。今後は、大阪や福岡等で同様のフォーラムを開催予定で
す。

4.すべての子どもにとって良い授業を志向し続ける教員になりたい

 ここで、私自身のこれまでのキャリアの話をさせていただきたいのですが、元々私は高
校卒業後、中学校の社会科の教員になることを目指して教育大学に進学しました。どんな
教員になりたかったと言うと、「勉強が得意な子にとっては授業中ヒマじゃなく、勉強が
苦手な子にとっては分からない時に置いていかれない授業、つまり全ての子どもにとって
良いと言える授業」ができる教員です。これは、私自身が小学校・中学校時代は勉強が好
きで得意だったことから授業中ずっとヒマだったこと、そして勉強が嫌いだった自分の親
友が中学から不登校になったことが大きな理由です。

 大学入学後、私はすぐに大学に絶望しました。いくつか興味深い授業はあったものの、
教職課程の授業において、「すべての子どもに」といったベクトルで授業を構成しようと
いう志向を持った教授が見当たらず、また、実際にこの大学で4年間勉強したところでそ
ういった教員になれるビジョンが湧きませんでした。そこで私は大学を休学し、「社会科
の教員になるんだから世界で一番新しい国に行ってみよう」と考えました。そして、2003
年の夏、当時世界で一番新しい国だった東ティモールに行きました。

 東ティモールには韓国の国際NGOを通して行きました。現地では子ども達に平和を伝え
る教育活動(学校の「総合」のような授業)を行ったのですが、私にとってそれ以上に大
きな経験になったことがありました。私はインドネシア人、ドイツ人、韓国人で構成され
た5人のチームの1人として600人程度の人が住むある村落共同体に1ヶ月間住んだの
ですが、そこには1人、ホームレスと思しき人がいました。私は彼がどうやって生きてい
るのかに関心が湧きました(彼が自分の父親にそっくりだったので余計に気になっていま
した)。しばらく彼を観察していると、彼は毎日、いろんな家の人たちから代わる代わる
でご飯を与えられていて生きていた、ということが分かったのです。まだ国としてできた
ばかりの東ティモールには、もちろん生活保護といった社会保障は未整備でした。しかし
そこには、相互扶助という形で、「一人も見捨てられず」に人々が生活していたのです。

 帰国後私は、「日本でホームレスになってしまった人たちは、どうやって生きているん
だろう?」という疑問がわき、大阪の釜ヶ崎と呼ばれる地域で行われていたボランティア
活動に参加しました。釜ヶ崎というのは大阪で最もホームレスになった人たちが集まって
いる地域ですが、そこで週に1回、おにぎりとゆで卵を配って歩いたり、公園や教会で炊
き出しをしたりしました。東ティモールから帰国後、現地に適応し過ぎて逆に日本で生き
辛くなっていた私は、釜ヶ崎でのボランティアがとても居心地がよく、そこに半年ほどお
世話になりました。その中で、ホームレスになってしまった人たちと仲良くなり、彼らが
なぜ今このような現状になってしまったのかについて考えました。

 私が仲良くなったホームレスの方々は、そうなってしまった理由は人それぞれみな違う
理由でしたが、共通して言えることは、他者との関係作りが若干苦手だったり、自信を
失っていたりした、ということでした。彼らの多くは、人より少しばかり純粋でした。ま
た、発達障害だろうな、と思われるような人も多くいました。

 その時、私は自分の小学校時代を思い出しました。「そういえばあいつ、今何してるん
やろう?」。私の小学校時代、クラスにはS君という男の子がいて、彼は極端に勉強が苦
手で、また情緒的にも少し発達に遅れがあるような子でした。その彼が今何をしているの
か、気になった私は地元に帰った際に友人たちに聞きましたが、誰も知りません。唯一地
元にずっと残っていた親友も、彼が今何をしていてどこにいるのか分からなかったので
す。どこの高校に行ったかを知っている人もいませんでした。

 この経験から、小学校時代一緒のクラスだったS君は、もしかしたらホームレスになっ
てしまうかもしれない、あるいは今ホームレスになってしまっている人たちというのは、
小学校時代はSのような存在だったのかもしれない…という仮説が自分の中で湧いてきま
した。
 
 そこで私は、「どうすればいいのか」について考えました。一番に思ったのは、もっと
小中学校時代に、子ども達同士に多様で豊かな関係性を築く時間や機会があり、そこで関
係性を築くトレーニングや、あるいは一生付き合っていけるような友人に出会える機会が
全ての子どもに保障されれば、ホームレスになってしまう人を減らせるのではないだろう
か。また、もし自分の小中学校の時代の授業がそうなっていたら、今私はSがどこで何を
しているのか、分かっている状態だったんじゃないだろうか…ということです。

 そして私は、そういった「子ども達同士がもっと関わり合い、全ての子どもが置いてい
かれないような授業を探そう」と考えました。最初に興味を持ったのは、佐藤学先生の「
学びの共同体」でした。そして、海外の教育、特にモンテッソーリ教育やイエナプラン教
育に当たりました。海外のオルタナティブな教育の共通するところには、「学習者である
子どもを信頼し、自主性を大事にし、協同的な学びの時間を多く確保する」というところ
にあると感じました。そしてそれから数年後の2007年の秋に、『学び合い』と西川純教授
に出会いました。

 『学び合い』との出会い以降は、どうすれば『学び合い』をもっと普及できるか、とい
うことと、「すべての子どもにとって良い授業は他にないだろうか」という探索の日々に
なりました。そして2015年の2月、苫野一徳さんが『教育の力』で提唱された「学びの個
別化・協同化・プロジェクト化の融合」を実践に落とし込まれた岩瀬直樹先生(当時埼玉
県の小学校教諭)の授業を丸一日見学させていただく機会を得ることができました。この
日、私自身は「日本の小中学校は基本的にはここを目指して、これがスタンダードになれ
ばいい」と感じました。

 その日を境に考え出したことは、「では、どうすれば岩瀬直樹さんのような教員を増や
せるだろうか」ということです。岩瀬直樹さんについては、2015年4月以降は東京学芸大
学に移られましたが、彼の書籍やブログを読んでいると、彼は「常に学び続ける教員」
だったということが分かりました。そこで私が考えたのは、「岩瀬さんのような学び続け
る教員が増えたら、仮に結果として岩瀬さんのような実践にならなくとも、良い授業を志
向し続ける良い教員が増えるのではないか」という仮説です。そして「じゃあどうすれば
学び続ける教員を増やすことができるのか」について考えるために、ちょうど大阪市が求
人を出していた「教頭の校務に関する業務を行う非常勤嘱託職員」に応募して、2ヶ月後
の4月から小学校で教頭補佐として勤務することにしました。学校の中はいったいどう
なっていて、どんな力学が働いているのかについて、体感的に分かりたかったのです。

5.学校の業務改善・働き方改善から、最終的には授業改善、学校運営改革へ

 小学校現場に入って感じたことは、前に述べた通りです。そして、今学校現場は、忙し
過ぎて「学び続ける」なんてことを言っていられない現状だということが分かりました。
だから私は、とにかくまずは、今の学校現場の忙しさをなんとかするところから始めない
といけない、と考えました。また、学校現場の業務改善・働き方改善は、最終的には授業
改善、そして学校運営改革へと繋がっていくと考えています。これは、業務改善の結果と
して教員に学び続けるゆとりができ、それによって授業改善がなされる、という側面と、
たとえばICTを教員側が教具として制御的に使うのではなく、子ども達を信頼し彼らが自
由に使える文具として利用できるようにする、といった授業改革によって教員の働き方改
善も進む、という面があると考えているということです。

 また、福岡県春日市教育委員会の改革のキーマンだった工藤一徳さんは、「教育委員会
は学校を管理するのではなく、学校を信頼し、管理職や教員がいきいきと働けるようにな
るための支援をする組織だ」と言い、春日市の学校運営管理規則を変え学校の裁量権の幅
を広げたり、学校事務職員が学校の内外で様々な人たちと協同的に仕事を行えるような仕
組みを作ったりしましたが、工藤さんが行った教育委員会改革の考え方は、まさに子ども
たちを信頼し子ども達の協同的な学習を促す『学び合い』等の授業の考え方と同様に、教
育委員会のスタッフや学校を信頼し協同的に仕事を進める環境を整備するといったもので
した。

 こういったことから、私は、学校の業務改善・働き方改善は、最終的には授業改善や学
校運営改善に繋がっていると感じています。


6.「学校働き方研究所」のご支援のお願い

 現在、「学校働き方研究所」は、活動資金の捻出のために、「社会にいいこと」に特化
した「グッドモーニング」というクラウドファンディングに挑戦中です。
 クラウドファンディングとは「こんなモノやサービスを作りたい」「世の中の問題を、
こんなふうに解決したい」といったアイデアやプロジェクトを持つ起案者が、専用のイン
ターネットサイトを通じて、世の中に呼びかけ共感した人から広く資金を集める方法で
す。

 もし、「学校働き方研究所」の趣旨に賛同し支援していただける、という方がいらっ
しゃいましたら、こちらのサイト
https://camp-fire.jp/projects/view/32602
からご支援いただければ幸いです。成功するためには、残り2週間で70万円強の資金を集
めなければなりません。なお、Facebookでのシェア、Twitterでの拡散も大喜びしますの
で、ご協力いただけましたら幸いです。現在20代や30代の方からのご支援を多くいただい
ておりますが、ぜひベテランの先生方からのご支援をいただけたら幸いです。

================================================================================
 教師の勤務状況について、急速に議論がなされるようになってきました。杉山さんの論
考は、具体的な実態の集積と分析をベースにしており、大変興味深いものです。先日、「
授業のイノベーションをどう起こすか」というテーマで、私が主催するNPOの小さな研修
会がありました。パネルディスカッションは、私のモデレーターとしての技量不足で、い
ささか消化不良になってしまいました。しかし、そうした中でも、教師が学び続け、自ら
を更新していくために、職場の状況や勤務の現状の問題が重くのしかかっていることは、
はっきりと浮かび上がってきます。
 今日は戦後72年の節目の日です。戦後の日本の教育を支えてきた様々な仕組みは、こ
の間ほとんど抜本的な枠組みの改正は行われずに現在に至っています。そろそろ制度疲労
を起こしているということだけは、広く認識されてきているのではないかと考えます。教
師教育の問題を考えるときに、そもそも学校は何をしなければならない場所か、学校の役
割とは何か、そういういわば設計図の見直しについても、議論されなければならないなあ
と、そんなことを考えながら、杉山さんの論考を読みました。

 次号は、8月18日金。ホワイトボード・ミーティングの創始者として広く知られる
ちょんせいこさん(株式会社ひとまち代表)です。学校の内と外とで大きな動きを、生み
出すファシリテーターです。
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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