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2017-09

【演劇その3 (劇)ヤリナゲ 預言者Q太郎の一生】 - 2017.07.16 Sun

 7月15日土曜日。こまばアゴラ劇場。
 永井久喜さん、めちゃめちゃ素敵な女優さんでした。

 それで、ヤリナゲ初めて見ましたが、大変面白い脚本でした。越寛生さん、注目だな。テレビ的な表現と、身体性と、ぼくの中にもある、既に沁みついている感覚をあっちこっち揺さぶられるようなところはおもしろかった。

 若い劇団ならではの、過剰なネタの入れ込みも楽しい・・・でも、やや雑な感じもする・・・この辺りは悩ましいところだなあ。

 劇団って、意識してか、無意識か、だんだん役者たちのキャラが定まってきて、そのキャラの強さに知らず知らずよりかかっていくってことがあるものだろう。ヤリナゲ、キャラの強い役者が揃っており、それがどのように自覚的なのか無意識なのか、芝居の装置として機能していると、感じる。

 ハイテンションな芝居だけが持ち味ではない劇団なのだろうが、今作はその創りでうまく機能していると思った。
 みちるちゃんの流離譚の構造であり、例えば嫌われ松子の一生みたいでもある。だが、それを決定的に演劇として成立させているのは、Q太郎なのである。まさにQ太郎という「ひかる人」の存在の「発見? 発明?」によって、作品に圧倒的な立体感を生むことに成功しているのだな。

P_20170716_105656_vHDR_Auto.jpg

 ただし、手賀沼公園の設定は、必ずしもうまく機能しているとは思えなかった。
 Q太郎が待ち続ける場所の、像が、Q太郎が見続けた(汚いけれど)美しい風景が、ぼくには最後まで像として結べない感じがした。

 おもしろかった。また見たい。

 
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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