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2017-07

【★★★★★今年の映画3本目・・・聲の形】 - 2017.03.06 Mon

『どうらく息子』『草子ブックガイド』『夜明けの図書館』『銀の匙』『花もて語れ』『僕だけがいない街』・・・などに並べて、昨年までのぼくの教室に置いていたマンガの一つは『聲の形』でした。圧倒的な作品で、これをアニメ化するのは難しいだろうと思っていました。

昨年の下半期話題を三分したアニメ作品は、どうしても見ておきたかったのですが、聲の形は各地で上映が終わってしまい・・・新宿も立川も岡山もタイミングが合わず、もうダメかと思っていたところで、なんと・・・帯広で期間限定上映が・・・。

帯広シネマ太陽に、部活が終わって大至急出かけました。もう今日しか見に行けないと思ったので・・・。今日は学校では、中1の担任がはじめての「大人トーク」に挑戦し、盲学校からの盲目の講師をお呼びして、いい時間を作りました。それに背中を押された気もして、頑張って帯広まで。

ラストシーン。あまりにも素晴らしくて、絶句しました。
山田尚子監督、京都アニメーション、素晴らしいです。

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「君の名は。」「この世界の片隅に」。それぞれ全く違う筆致、全く違うコンセプト。全く違う方法・手段で制作され、アニメだというだけで横並びで論じることはもう無知をさらけ出すようなもの、ですね。三作品とも映画史に残る名画でした。
 が、後は自分の好みで言えば、「聲の形」が一番よかったです。
 ずうっとパーソナルな距離だけを描き続け、考えてみれば、きわめて近視眼的な風景視点で描かれ続けてきていた。それが主人公将也の世界描写だったんだということが、最後のパースペクティブな視点描写で、見ているぼくの問題として、提示される。そうか、ぼくも、また息を詰めてその世界の中に129分間、潜っていたのだと、わかりました。

少しだけ言葉を接ぐと、主人公もまた周囲の人々も、近代人としての相克を、登場人物が自ら懊悩する形で(見ている我々が、ではなく)表現していたのは、「聲の形」だけなのでは、と思いました。

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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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