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2017-10

【ベルリン交響楽団や、あれやこれや】 - 2016.07.07 Thu

 昨日は帯広へ出て、シャンバダール&ベルリン響を聴いた。
 エルガーの愛の挨拶、ベートーヴェンの運命、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(vnイリヤ・カーラー)、ドヴォルザークの新世界より・・・すごいプログラムだ。名曲てんこもりで、結構力技でもある。
 そういうプログラムを、ベルリン響は過不足なくこなしていく。
 どの曲の演奏も(最初の愛の挨拶はひどかったけど)、充分に満足だ。
 いや、そんな風に書いてはいけない。運命はライブで聴くのはいつ以来だろう、いろんなことを思い出したのだ。仙台フィルで聴いた7番のことも思い出した、あれは爽快で若々しい情熱に満ちていた。しかしそれよりも何よりも、小規模校で出会った、学校に出てくるのがやっとの同僚のことを思い出したのだった。彼はその学校にバスで通ってくるので、バス時間が合わない時、時にぼくが車で市街まで送っていく。車の中で、いつも虫の息のような彼が、堰を切ったようにベートーヴェンの交響曲、そしてカラヤンへの情熱を語る。ぼくはいつも、彼を送る日は、カーステレオのCDにベートーヴェンをセットするのだ。

 帯広市民文化ホール大ホールの響きはデッドだ。60名ほどの編成でやってきた彼は、決して無理をしない。ソロのイリヤ・カーラーも含めて、みんなが、薄い音響の中で、我を張らず、楽器を丁寧に鳴らしていく。一流は、どのような条件下でも、充分な仕事をするのだな。しかし、なんというか、ほんわかと温かくて、無茶をしない穏やかで安心のブランドなのだ。今日はそういうものが聴きたかったのだなあ、と聴き始めながら、自分の気持ちにも気が付いた。後半の新世界交響曲は、シャンバダールの特有のリズム感と過不足のない立体感が、充分に自然で安心な実感を作る佳演であった。

 夜はいつものホテルに泊まる。
 原稿はあまり進まなかったが、それでもよい。このホテルに、ぼくは一体何回泊まっただろう。ぼくを幸せな気持ちにする、大切な場所になったな、と思う。

IMG_3783.jpg

 ZABADAKの吉良知彦が亡くなった。
 現在のユニットになってからのものはほとんど聴いたことがない。ネオアコースティックの流れの中心にいた頃のザバダックを、ぼくは深く愛していた。しかし、部屋の山のようなCDから見つけだすことができない。
 柏葉さんが亡くなったのは、昨日。もう5年もたったのだね。ステキな人だった。
 何を聴いて、やり過ごそう、この夜。

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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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