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2017-06

【二者面談が始まる 修正しました】 - 2015.10.20 Tue

 この子たちと、一体何回目の二者面談になるのかな?
 二学期定例の二者面談が今日から始まった。今回は三者面談前、子どもたち一人一人との大切な時間になる。

 長瀬拓也さんに依頼されて『The こども理解』(明治図書)に執筆した原稿で、ぼくは、「こども理解の不可能性」について書いた。
 それは「こども理解」という体裁ではあるが、要するに「人間理解」の話なのである。

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 人が人のことを理解できるなどと思ったら大きな間違いだ。なのに、ぼくら教師は、ちょっと気を緩めると、子どもだからなのだろうか、すぐに子どもの何かを理解したと思ってしまう。子どもと向き合うということは、わからないことを前提として一所懸命わかろうとする、そういう行為そのものの連綿をいうのだ、ということを忘れる。もしくは、それを鼻からわかっていない。

 まあ、それは大人同士にことについても言える。
 そもそも大人か子どもかに関係なく、誰にでも語らず黙って最後まで持って行こうと思うような重い事実があるものだ。自分のことを振り返ってみればわかる。例えばぼくにだって、どんなに自分の立場が悪くなろうとも、相手との関係を思い、死ぬまで自分の中に秘めて語るまいと決めているいくつかの出来事がある。
 人は長く生きれば生きる程、関係への慮りに塗り込められるようにしか生きていけないものなのだ。

 だからこそ、ほんのちょっと感じたなにがしかの部分でもって、すぐにわかったと思い、訳知り顔で大人にも(子どもにも)にじりよってしまわないようにしなくては、と自分に言い聞かせる。ほとんど全てのことは、本当の所のことは、本人だけが(人間関係の問題でいえば、当人同士だけが)わかっていることなのだ。慰めやお愛想が、大人であれ子どもであれ、当事者にとって、時には「大きなお世話」でさえあるということを、ちゃんといつもイメージできる人でいたい。

 そういうことを肝に銘じて、じいっと子どもの声を聴こうと思う。

 子どもたちと話すとうれしい。今日の子どもたちも、気が付けば、ずいぶん大人びた表情を見せるようになった。

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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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