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2017-07

北方領土の日、建国記念の日・・・ - 2014.02.12 Wed

 10日。
 授業で建国記念の日について話をする。
 建国記念日とするか、建国記念の日とするか。制定の際の国会審議のせめぎ合いも風化し、子どもたちの半分は、この祝日を「建国記念日」と覚えていることがわかる。
 7日の北方領土の日はもっと悲惨だ。この日をその日と理解している子はほとんどいない。しかも、様々な議論の末、隣国との平和を願って選択された日であることも、知らない。ばかりでなく、北方領土の4島(正確には3島と1群島)の名前を言うこともできない・・・。当時のソ連軍の違法な占拠の経過も、当然、全く知らないのだ。
 教えるしかない。教えるしかないんだなと思う。

 さて、その建国記念の日。
 芝居が見たくて、札幌を往復する。
 2007年10月2日に音更の文化センターで当時はまだTPSと名乗っていた現札幌座の”西線11条のアリア”を見た。
 その再演をどうしても見たくて札幌まで出かけたのだ。

 2007年10月2日の日記。

2007.10.2
 今日も朝から夕方まで学校だった。総合の職場見学のプラン、中高一貫フォーラム関連の
資料、あさっての研修の準備。パソコン部関連の仕事。やりたいと思っていたことはほぼで
きた。夕方、迷ったが、音更まで車を飛ばし、TPSの公演を見る。芝居は久しぶりだ。本
はよくわからないところもある。でも、昨今の小劇場のようなノリとパフォーマンスで乗り
切らない地味なつくり。北海道を舞台としているということだけに留まらない北方性を感じ
る空気に、共感する。斎藤歩の演出。斎藤の一人芝居を、旭川の神楽湯跡で見て、もう14年
になる。まだ私は一度目の結婚さえしていなかったのだから、時がたつのは本当に早い。私
はずいぶん遠いところまで一人で歩いてきたんだなあ、と思う。行く途中の国道ぶちには、
キクイモが咲き始めていた。帰り道はグレイプバインを聞く。

 以来6年半ぶりにどうしても見たかった再演なのである。
 上士幌から帯広を経由して日帰り強行で見に行く。
 会場には見知った顔もちらほら。雪まつりのさ中に、教育文化会館までやってきて芝居を見る奇特な人たちである。
 6年半前よりもさらに、斎藤演出は洒脱になった。
 はじめて斎藤の一人芝居を見てから20年以上になるわけだが、あの頃の斎藤の肉体と記憶力の限界に挑もうとするかのような若さを持て余した力任せはすっかりと姿を消し、その代わりに、市井の人々を見つめる温かい視点と、老練とも言える細やかだが客を窮屈にしない演出とがある。
 しかけは一つ一つ、音更で見た頃よりも鮮烈で効果的であり、何よりも、命の輪廻、ドラマの円環、そういうものが知らず知らず切々と伝わってくるつくりは圧巻である。

 行きも帰りもJR.帰りの帯広駅からの最終バスは寒く、バス酔いも重なって、寒さと吐き気に襲われるようにして、なんとか帰宅する。
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● COMMENT ●

自分ならどう教えるだろう?

こんばんは。ぶしつけにごめんなさい。FBからときどき気になる記事を拝読しています。「北方領土の日」「建国記念の日」、自分ならどんな風に子どもたちに伝えるだろう?と改めて考えさせられました。例えば、実効支配が幅を利かせる国際社会での「違法性」ってなんだろう?とか、そもそもそこは先住民が暮らす海や土地ではなかったのか?とか、あるいは紀元節でいう「国」とは?とか・・・ぐるぐる考えているうちに頭が混乱してきます(笑)。分かり易い言葉で子どもたちに説明できないのは、大人として失格だな~と赤面しました。

 先住民の問題・・・。人間の住むどの土地にも、おそらくは先住民がいますね。
 ぼくは国語の教師ですから、助詞「の」が入ることによる違いをクリアにしていくという授業でした。政治的中立(完全なものはあり得ないわけですが)は、ぼくの立場としては堅持する姿勢を保たねばなりませんしね。
 先住民の問題については、ぼくなりの考えはあります。アイヌの人たちもまたそれ以前の先住民を追って、この辺りに入ってきたのでしょうし、そうすると、土地は全部最初に住んだ人のものということになりかねませんね。
 難しい問題だと思いますが、もし教えるのなら、その逡巡そのものを話すことになるだろうと思います。


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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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