27歳の夏のぼく・・・長谷川集平さんとのやりとりをきっかけに - 2013.10.19 Sat
先日、メールマガジン「超!エンタメ教育評論」第49号(2013年10月13日発行)で長谷川集平さんの『およぐひと』(解放出版社)を紹介した。
すると、この記事への、長谷川さんご本人からのツイートがあった。また、ちょうど教室で読んだ長谷川さんと舟崎靖子さんとの協同作業である『メアリー』(文研出版)についての簡単な報告をブログに書いたものへも、長谷川さんからツイートをいただいた。
ぼくは日本児童文学に、かつて『メアリー』についての評論を書いている。調べてみると1994年9月号。27歳の夏に、ぼくはこの論文を全力で書いたのだろう。20年たって、読み直す。若い日の自分の気負いと、だが、変わらぬものとが交錯した論文だった。書き続けるということは、このように思いがけず、自分の歴史から、現在の視座を照射するきっかけになることがある。
長谷川さんに論文のコピーを送ると、それにもツイートをいただいた。
長谷川集平 @shuhei1955
@mumomorush 届きました。「名づける」ことについての考察からの展開が興味深かったです。小さな嘘を共有する母娘に、挿絵を描きながら少し違和感を持ったことを思い出しました。ぼくの『泣くなツイ』は『メアリー』への時を経た返球だったのだと気づきました。ありがとう。
2013年10月17日 21:15
すると、この記事への、長谷川さんご本人からのツイートがあった。また、ちょうど教室で読んだ長谷川さんと舟崎靖子さんとの協同作業である『メアリー』(文研出版)についての簡単な報告をブログに書いたものへも、長谷川さんからツイートをいただいた。
ぼくは日本児童文学に、かつて『メアリー』についての評論を書いている。調べてみると1994年9月号。27歳の夏に、ぼくはこの論文を全力で書いたのだろう。20年たって、読み直す。若い日の自分の気負いと、だが、変わらぬものとが交錯した論文だった。書き続けるということは、このように思いがけず、自分の歴史から、現在の視座を照射するきっかけになることがある。
長谷川さんに論文のコピーを送ると、それにもツイートをいただいた。
長谷川集平 @shuhei1955
@mumomorush 届きました。「名づける」ことについての考察からの展開が興味深かったです。小さな嘘を共有する母娘に、挿絵を描きながら少し違和感を持ったことを思い出しました。ぼくの『泣くなツイ』は『メアリー』への時を経た返球だったのだと気づきました。ありがとう。
2013年10月17日 21:15
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