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2017-10

池田修『新版 教師になるということ』(学陽書房) - 2013.03.01 Fri

 池田さんからお贈りいただいた。感謝します。
 私はたしか、旧版(ひまわり社)の発刊時にも感想を書いたと思う。今はそれは一切読まずに、新しい本への感想のつもりで書いている。といってももちろん中身はよく覚えている。私は旧版を、臨時採用の同僚などに、結構たくさんお別れの時に渡してきたのである。

 で、恐ろしいことに、私の広尾時代の教え子や、上士幌での教え子の何人もが教員を目指すようになった。ぼくのもとで1年なり2年なり過ごした者たちから、そういうのが「反面教師」としてではなく出てくることにちょっと驚いている。
 で、この本を彼らに贈ることにしようと思う。

新版 教師になるということ新版 教師になるということ
(2013/02/08)
池田 修

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 ぼくは教員を目指すものは、基本的に自分の理想のイメージなり、具体的な理想の教師像なり、子ども集団像なり、そういうものを持っているのがいいのだろうなあと思う。今に至るまで私はそういうものを持たずに仕事をしてきた。しかし、たくさんの人と関わる中で、それはマイノリティであること。また、教師集団にはいろんな人がいた方がいいが、でも、ぼくみたいにゴールのイメージなく、基本的にネガティブ思考である者、社会に対して不適応である者、現行の正しさのイメージを横に置きたがる者は、教師集団のマジョリティであってはいけないなということを実感している。
 この本をはじめて読んだ時、一番最初の問いかけに、池田さんの教師になろうとする若い先生方への明確なメッセージと、それにうまくはまれない自分との対比が鮮やかだなと思った憶えがある。しかし、今は、この本を若い志望者たちに手渡しながら、自分なりの教師像を思い描くところからスタートしてもらうのがいいのだなあと、そう考えている。

 それにしても、こうして読み返すと、ぼくも勉強になる。復職前のタイミングで読むにふさわしい一冊でもありました。教師は生徒の人生を勝手に背負っているという池田さんの表現は、池田さんらしいユーモアにくるまれた覚悟の示し方で、「私の人生は教師人生そのものです」などという重ぐるしいヒロイズムから脱していて、いいなあと思う。
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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