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2017-08

赤坂真二『スペシャリスト直伝! 学級を最高のチームにする極意』(明治図書) - 2013.02.26 Tue

 赤坂さんの新刊。
 昨日明治図書の売上で1位になりました。おめでとうございます(笑)

スペシャリスト直伝!  学級を最高のチームにする極意スペシャリスト直伝! 学級を最高のチームにする極意
(2013/02/12)
赤坂 真二

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 さて、読み応えのある本でした。
 向山さんの黄金の3日間以来、野中さんの3・7・30の法則、横藤さんの織物理論など、様々続いてきた学級経営に関する方法論は、いずれも提案ということもあって角度きつめに機能するように書いています。
 赤坂さんは赤坂さんらしいバランス感覚で、そうした議論を「チームづくり」というフレームで一端平面展開した後、組み直したと言えます。これはかなり大変な作業だったでしょう。
 結果、「教師指導優位」期、「子どもの自由度」を高めるというように、慎重に言葉を選び直して束ねています。
 少なくとも、教師がする仕事は、教師の権威性をちらつかせることで、従順に聞く子を作ることではない。子どもと教師との信頼を育てることだというあたりが、これまで、縦糸とか黄金の三日間といった言葉しばしば誤解されて機能しているところへの、明確な軌道修正提示ということになるかなと思いました。

 実はそうしていくと、本当は導入のプログラムの徹底したマニュアル化提示よりも、次の期間(比喩的な言い方としての30日間)が重要になるわけです。そしてそこは実は整備が不十分です。この点は、堀さんが示そうとしたこととも関わるわけですが、赤坂さんは、それを具体的な手法の紹介・提案で乗り越えようとしていると読みました。これも筋の通った考え方と思います。

必ず成功する「学級開き」魔法の90日間システム必ず成功する「学級開き」魔法の90日間システム
(2012/02)
堀 裕嗣

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 ところどころに入っている図表もわかりやすいですね。というか、赤坂さんは大学転出された後、現場実践の伝承者から、研究的段階にステージを変えつつあるのだなということも、こうした辺りから伝わってきました。赤坂さんはこの本をものさしに、今度は様々な現場支援をしていく先生になるんだなと思いました。

 さて、後から書く人はどんどんハードルがあがりますね。
 私は私の学級経営を、そもそも学級維持そのものへの疑問もにじませながら、どう説得的に書こうか・・・頭が痛くなってきました。岩瀬直樹さんのこの問題へのアプローチ(書き方)は、それはそれで岩瀬さんらしい在り様を示すものでした。

クラスづくりの極意―ぼくら、先生なしでも大丈夫だよクラスづくりの極意―ぼくら、先生なしでも大丈夫だよ
(2011/03/20)
岩瀬 直樹

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 で、ぼくは学級経営のことは、少し具体的に(場合によってはハウツー的に)書くことと、その背景として考えていることと二本立てで書き切るしかないかなと思い始めています。
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ボクも注文中です。「岩瀬直樹さんのこの問題へのアプローチ(書き方)は、それはそれで岩瀬さんらしい在り様」というの、もう少し解説していただけませんか?興味津々です。


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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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