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2017-08

中・高校教師用ニュースマガジン(中高MM)☆3176号☆「読み聞かせる教室づくり」(28) - 2013.02.19 Tue

月一回連載中のメールマガジンです。
今回は、新刊『学び合うクラスをつくる!「教室読み聞かせ」読書活動アイデア38』(明治図書)について書きました。

学び合うクラスをつくる! 「教室読み聞かせ」読書活動アイデア38学び合うクラスをつくる! 「教室読み聞かせ」読書活動アイデア38
(2013/03/05)
石川 晋

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 『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)☆第3176号☆
                   2013年2月19日:火曜日発行
   編集・発行 梶原末廣     sukaji@po.synapse.ne.jp
  http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/sukaji/index.html
http://www.synapse.ne.jp/~kanoyu/kyoushi/index.html
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■「読み聞かせる教室づくり」(28)石川晋(北海道)  
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【連載】


■「読み聞かせる教室づくり」(28)


         石川晋(北海道)
         zvn06113@nifty.com
         http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/




◆本を紹介するということ


本連載が形になった一冊、『学び合うクラスをつくる!『教室読み聞かせ」読書活動
アイデア38』(明治図書)、ようやくamazonでも予約が始まりました。いつもamazon
サイトではすぐに売り切れて一か月ほど入荷待ちの状況になってしまいますので、早
めにご予約ください。 http://www.amazon.co.jp/dp/4180578387/

また、明治図書のサイトには「教室読み聞かせ」に関するインタビュー記事も掲載に
なりました。合わせてご覧いただけるば幸いです。
 http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20130080

1月末、芽室町立芽室西中学校の今本明さんの教室と図書館運営を終日参観しました。
今本さんは、今年の3月を持って定年退職を迎える国語教師です。

授業づくりネットワークという雑誌の取材を兼ねていて、6月発売の夏号には、その
詳細な様子を報告できるかなと思います。参観だけでなくロングインタビューも申し
込んであったので、トータルで2時間ほどいろんなことをお聞きすることができまし
た。

中で話題になったのは、子どもたちに本を紹介すること、です。読書教育をご自分の
教育活動の根幹に据えてこられた今本さんなのですが、おもしろいことに教室のいわ
ゆる学級文庫は思いのほかコンパクトでした。

今本さんは、本って結局紹介したり勧めたりしない限り、まず子どもたちは手に取ら
ないんだよね、と言います。だからぜひ読んでほしい本に絞り込んで、少数精鋭にな
っていったと…。

私も、長いこと子どもたちに本を紹介することをためらってきました。今も、です。

ただ、40代も半ばにさしかかって、今本さんのおっしゃる意味が教室の事実として
よくわかるようになりました。本は紹介しないとなかなか手に取ってもらえない。偶
発的な可能性に賭け続けるには、あまりにも打率が低いのです。

私は昨年までは教室に膨大な本を持ちこんでいました。でも、この今本さんとの対話
を通して、私自身も少数精鋭の方向を検討してみようかなという気持ちが生まれてき
ました。

ちなみに今本さんはその本棚を年に数回定期的に総入れ替えしています。そうするこ
とで鮮度を保つ、また期間限定が背中を押すしかけにもなっているんだなと感じまし
た。


新刊を発刊する際に、編集者から、ぜひおすすめの本リストも載せてほしいと言われ
ました。悩んだのですが、おすすめの本ではなく、私が実際に教室で読んできた本の
リストを載せることにしました。30冊、です。

ぜひ手にとってお読みいただけたらと思います。

いつものことですが、あとがきでは、支えていただいているたくさんの方への謝辞を
述べさせていただきました。本メールマガジンの梶原さんへのお礼も。

あとがき、以下の様なものです。


あとがき

45歳ではじめての娘うららが生まれ、今年(平成24年)は育児休暇を取得して、
毎日毎日娘と二人で過ごしている。まだ言葉もよくわからないうちからたくさんの絵
本の「読み聞かせ」をしているわけだが、読んでいると、うららには好きな絵本とそ
れほどでもない絵本と、はっきりとした区別があることがわかる。それで、教室で読
む一冊の絵本なり物語なりが、全ての子どもたちに喜ばれたり好かれたりするわけが
ないという当たり前のことに思い至る。そもそも読み手であるぼくにも好みがあるの
だから。

たくさんの子どもたちを前にして、よい生き方のモデルを示すなどと称して、絵本を
一冊持ちこんで読み悦に入ることのあさましさやおこがましさのようなものに気が付
き、わが身を振り返りながら赤面してしまう。

私は読み聞かせ教師を自認している。ひたすら大好きな読み聞かせを教室で20数年
続けてきた教師である。そして、「続けてきた」ということに何よりもの価値、教室
読み聞かせという方法の肝があるのだと、この歳になってしみじみとわかる。イベン
トのようにして読むのもいいだろうが、何よりも継続して、たくさんの読み聞かせに
子どもたちが触れていくことで、教室が少しずつ変わっていく。教室読み聞かせはい
わば、漢方薬である。

さて、私は、平成15年春に、北海道教育大学(旭川校)の修士課程を修了した。在
職のまま夜間学ぶという方法を選択したが、くじけそうになる気持ちを支えて下さっ
たのは、指導教官であった池澤稔先生だった。私は修士論文を「教室読み聞かせ」を
テーマに執筆したが、実践も分析も不十分な出来で落胆は大きかった。そんな中で、
「これは先生のライフワークだから、まだ途上ということでいいんだよ」と言って下
さったのもまた、池澤先生であった。数年後池澤先生は他界され、私は私のライフワ
ークがそれなりの形になるまでをご覧いただくこともできなかった。池澤先生、遅く
なりましたが、なんとか出来上がりました。


執筆にあたっては、『日本児童文学』誌上での児童文学評論、あさひかわ新聞への不
定期での絵本連載や、北海道子どもの本連絡会関連の冊子、梶原末廣さんが発行する
日刊中高MMの連載、さらに様々な教育誌への執筆原稿をもとにしている。書きつづ
ける機会をいただけていることに、この場を借りて感謝を申し上げたい。また、教室
読み聞かせというニッチなテーマを受け容れて出版の労を取って下さった林知里さん
には本当にお世話になった。感謝を申し上げたい。

本書は『「対話」がクラスにあふれる!国語授業・言語活動アイデア42』(明治図
書)と『学級通信を書きつづけるための10のコツと50のネタ』(学事出版)と兄
弟姉妹の関係にある。そちらも読んでいただくことで、理解がより深まるもの考えて
いる。本書もこれら2冊と同様、2012年春に卒業した上士幌町立上士幌中学校の生徒
・保護者のみなさんのご協力がなければできなかった。支えていただいている管理職
や同僚にも感謝申し上げたい。

数年前、ひょんなことから著名なディベーター、ファシリテーターである岡山洋一さ
んに一冊の絵本を読み聞かせすることになった。荒井良二の『そのつもり』(講談社)
である。読み終わった後、岡山さんが、「石川さん、これってまさにファシリテーシ
ョンそのものだよね」とおっしゃった…このことをきっかけに、絵本の読み聞かせを
ファシリテーション講座で展開するようになり、私の読み聞かせ実践の可能性は大き
く広がって行った。また、本書は初稿の段階で、岩瀬直樹さん、多賀一郎さん、ちょ
んせいこさんに査読を依頼した。とかく読者意識が乏しい私の文章が少しでも読みや
すいものになったとしたら、それはこの方々の支えによるところが大きい。4名の方
にこの場を借りて厚くお礼を申し上げたい。

私と読み聞かせとの関わりは、母が開設した家庭文庫と、その場所に集うたくさんの
人々との出会いなくしてありえないものだ。天国の母に、これで少し恩返しができた
かなと、そんな気持ちである。

母が好きだったメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ハイフェッツ)を聴きながら


                         平成25年2月  石川 晋




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===編集日記=== 
  皆様に支えられて「日刊・中高MM」第3176号発行です。

 石川晋氏の「読み聞かせる教室づくり」(本を紹介するということ)、お届け
します。素直に嬉しいです。石川先生の本が上梓されたということ、また併せて
本紙(中高MM)の連載も収録されていることの喜び。これは本当に嬉しい。
 石川先生の作品を拝読しながら自分は何と幸せなことかと思う。筆者の次に作
品が読めるのだから嬉しさと喜びがこみ上げてきてしまった。より一層石川氏に
近づけたような気がします。(そばにいるようなかんじです)
 ものごとは単純なことほど難しい、また継続することは尚更難しい。

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       皆様のご意見・ご感想お待ちしています。
       sukaji@po.synapse.ne.jp
       梶原末廣【インターネット編集長】
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中・高校教師用ニュースマガジン 2000年3月26日創刊
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆2013年☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

【2月連載予定】
 
20 「葦の髄から」(5)梶原末廣(鹿児島)
21【休刊】 
22【休刊】 
23【再開】「新 教育をみつめて」(25)土橋英光(埼玉県)
   「森知子のナワホタ日記」(9)森知子(キルギス)
24 「百菜園便り」(44)木原ひろしげ(福岡県)
25*「こんなんもありますVer3 ライオンズクエスト(ライフスキル教育)」(2)
                原田達明(熊本県)
   「身体と心の元気スヰッチ」(40)山下 温(鹿児島)
   「想いは南風に乗せて-あなたの心に」(51) 
26 「島に、生きる。」(49)山下賢太(鹿児島)
   「日常性の教育学」(35)上條晴夫(宮城県)
27 「音楽・平和・学び合い」(14)笹木陽一(北海道) 
 本「本能式計算法」と「たす・ひく」アプリ(3)大江浩光(鹿児島)
28 「未来教育への扉」(42)梶原末廣
   「ITのお世話の日記」(24)山之上 卓(鹿児島県)
  
【3月連載予定】

01 「身体と心の元気スヰッチ」(41)山下 温(鹿児島)
02 「僕らはみんな生きている」(85)杉山武子(鹿児島)
03 「ボーダレス・アート・ラボ 虹から」(2)岡崎あかね(大阪府)
04 「数学教育の散歩道」(12)下郡 啓夫(北海道)
05 「スイスで先生~生物学教師になるまで」(23)ブランド那由多(スイス)
06 「日常性の教育学」(36)上條晴夫(宮城県)
07 「リアル熟議inSATSUMA」(11)梶原末廣(鹿児島)
08 「ITのお世話の日記」(25)山之上 卓(鹿児島県)
09【休刊】
10 「教師のための読書話~今月のお薦めの一冊、二冊、三冊」(2)長瀬拓也(岐阜県)
11 「総合学習回顧録ー小学生ママと総合学習」(55)名生修子(兵庫県)
12 「プロジェクト志向でいこう!」(78)若槻徹(島根県)
13 「身体と心の元気スヰッチ」(41)山下 温(鹿児島)
14 「環境問題について」(151)枝廣淳子(千葉県) 
15 「新 教育をみつめて」(26)土橋英光(埼玉県)
   「想いは南風に乗せて-あなたの心に」(51)
16【休刊】
17 「教育バブルを弾け」(39)木原ひろしげ(福岡県)
18【新連載】「徒然つばめ本紀行」小村勇一氏(鹿児島県) 
  *「薫のデジタルにっし」(77)Slotsve堀内(アメリカ) 
19 「ふるさとは華の都にまさりけり」(59)梶原末廣(鹿児島)
20*「子どもたちのわくわくアート」(94) 西尾環(熊本県)  
21*「モスポイントたより」(92)クニコ・ホール(アメリカ) 
   「未来教育への扉」(43)梶原末廣
22*「生徒へ送る心のメッセージ~教師のための新しい視点~」(56)
                      桑原規歌(愛知県)
23 「森知子のナワホタ日記」(10)森知子(キルギス)
24 「葦の髄から」(6)梶原末廣(鹿児島)
25 「読み聞かせる教室づくり」(29)石川晋(北海道) 
26 「月刊 学び工房eiichi」(8)原口栄一(鹿児島)
27【休刊】 
28 本「本能式計算法」と「たす・ひく」アプリ(4)大江浩光(鹿児島)  
29 「百菜園便り」(45)木原ひろしげ(福岡県)
30 「島に、生きる。」(50)山下賢太(鹿児島)
31 「音楽・平和・学び合い」(15)笹木陽一(北海道)
   「こんなんもありますVer3 ライオンズクエスト(ライフスキル教育)」(2)
                  原田達明(熊本県) 
=========================
 疲れたら休んで、遊んで、
 道に迷ったら立ち止まって
 寄り道しながらまだまだ旅を続けていくぞー。(森知子さんより)
==============================================================
<不定期の作品>
「一歩ずつ」(50)岩堀美雪(福井県)  
「目線を変えて見えた世界」(91)野元尚巳(鹿児島) 
「雑感・相手の立場 」(36) 西澤俊英(滋賀県)
<連載休載中の作品>
「書写の森」(6)大平恵理(東京都)「書写の森」
「奄美の風にのせて」(仮)湯ノ口真由美(鹿児島)
「数学まるかじり」(34) 山崎直和(鹿児島) 
「ビジュツのジカン」(20)関 清恵(埼玉県) 
「新聞読み比べ~NIEのヒントに~」(32)谷口泰三(東京都)
==================================================================
【読者アンケート】本日の作品はいかがでしたか? 
 http://clap.mag2.com/driacrisur
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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆2012年☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
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石川晋

Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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