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2017-08

「あたらしい」集団づくりの肝はなんだろう・・・塩崎義明編著『スマホ時代の授業あそび』(学事出版) - 2013.02.04 Mon

 今日、塩崎さんから送っていただきました。ありがとうございます。
 塩崎さんには今夏の授業づくりネットワーク帯広大会にも来ていただくことになっているのです。

スマホ時代の授業あそびスマホ時代の授業あそび
(2013/02/13)
塩崎 義明

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 さて、新刊は、スマホ時代シリーズの二冊目。前作は学級づくり。今作は授業に焦点化したもの。
 今作は装丁も長尾琢磨さんのイラストでとてもステキである。中の体裁も十分に時間をかけて書く頁のレイアウトを整えて読みやすさを意識したことがわかる出来栄えだ。特に小学校の先生には一冊手元に置くことをお勧めしたい。すぐ使える、と思う。

 で、全生研系の(と言ったら塩崎さんは眉をひそめたりするのか知ら?)授業づくりへのアプローチの仕方が以前とはずいぶん違ってきたということも実感する。原実践が明示されているものも、日常的に行われていてそうしたものをことさらに明示していないものも様々だ。が、授業あそびとして提案されているものは、家本さんらの朗読群読系があるのは当然だが、他にも土作彰さん系のミニネタ、上條晴夫さん系列の作文・学習ゲーム系、メディアリテラシー的教材、さらにはPA系、音楽ムーブメント系、中村健一さん系お笑いネタなどなど、まさにごった煮である。貪欲に授業プランを収集し、教室に投入できる状況にしておかないときついという認識を、ぼくと共有できるなあと改めて感じる。

 一方で「グループ対抗であそぶ」の節の具体的な運用の像は、例えば吉本均さんなどが示した集団活動の在り様などを知るものにとって隔世の感があると共に、試行錯誤、揺れを感じる。例えばこの節の冒頭に示されている「団体戦のイメージ」を読むと、かつての班核討議づくりの残滓とまるで協同学習の原則とおぼしきものとが混然としているという感想を持つ。この辺りは、塩崎さんと直接お話してみたいなあという気持ちになるところだ。

 一番最後に国語の教科書を読むというエッセーがある。
 これが、一番全生研的というか読み研的だなと思う。テキストを読みながら、社会構造の矛盾や、見えにくく制度化されているものの吟味を進めて行くという在り様が、主張を一番分かりやすく語れるからかな。すごくすっきりと納得できる「エッセー」であった。
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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