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指導主事訪問で - 2009.10.21 Wed

 昨日、学校で、指導主事訪問(二次訪問)があった。
 3,4時間目は、平素の授業を見て回る。
 5時間目は、特設授業(数学)。

 ぼくは、校内研修担当ということで、放課後の検討会の司会を担当した。

 当初から日程が窮屈だったが、やはり検討会の時間が短くなった。
 そこで、予定していたワークショップ型の検討を捨てて、久しぶりに一斉スタイルの検討にした。

 研究集団ことのはでも、いろんな検討方式がためされてきたわけだが、森寛さんがよく行う、5段階中抜き採点+理由記述方式。これが大いに威力を発揮した。
 ABDEでの採点では、校内研修の場だが、4名がD評定、2名がA評定。
 「中辛」での検討方式を指向したわけだが、大方の校内研修とは一線を画した、同僚同士の親和力を前提としつつアカデミックな検討になった。野口芳宏先生の授業展開では、○か×かを問い、意見は×の子から問う。これと同じく、まずDの人から発言。次にAの人。こういう基本的な進め方の効用は、本を読んでいるだけではわからない。ライブでしか伝わらない。公費でまかなってもらって漫然と学ぶ中でもなかなかわからない。
 結局は、身銭を切って学ぶことで身についてきたもので、この日のような時間が予定よりも短くなるといった緊急の場でわが身を救うのは、身を切る中で学んできたことばかりだと実感する。

 この会で、ぼくがちょっとびっくりしたのは、指導主事が、短く辛口で積極参加したことだった。
 この授業の最大の難点(当日の検討で、指導主事も「授業改善しなければならない点」という言葉で明言されていた)は、課題解決学習の形態を取りながら、ペア・グループでの練り合いが乏しいこと。うまくいかない話しあいを、教師が早々に引き取ってまとめてしまうことである。
 ぼくは、数学の課題解決学習に大変懐疑的だ(一部の達人しかできない芸もしく、莫大な教材研究を必要として一般教諭を苦しめる方法だと思っている)。だが、その点を一旦横に置くとしても、課題解決学習を選択する以上は、話しあい活動に十分な時間を与えることが不可欠であり、その方策を生徒の中に育てなければ、結局子どもたちの「学びからの逃走」をうんでいくと考えている。

 指導主事は、課題解決学習に反対ではないだろうが(笑)、少なくともこの日の授業の事実に関しては、ぼくとほぼ同じような意見であった。そして、そこを、徹底して、質問し意見するところに、珍しく共感した。

 ぼくは指導主事にあまりいい思い出がない。友人が指導主事として、ぼくの学校を訪問したことがあり、その時は、ぼくと旧知の間柄ということもあって、辛口の意見も残して下さった。
 しかし、ほとんどは、ぬるい発言と、文部科学省のお達しの棒読みばかりだった。
 一度などは、特別支援に関わる提案をお願いしたところ、既に学校に送られてきている冊子のコピーを使って、とうとうと理念を説明されて辟易としたこともある。馬鹿にされていると感じた。
 ぼくは、なんでもかんでも目を通しているわけではなく、学校に送られてくる資料の中で重要な提案や提言を含むと思われる文部科学省や教育委員会の資料には、必ず目を通している。
 読んでわかることなら、来てもらわなくてもよい。

 今回の主事訪問は、そういう意味では、ぼくにとっては、新鮮な驚きがある訪問であった。
 数学の教師とは終了後、あれこれ話をしたが、彼自身の気付きを、いくつも語っていて、伸びる教師だな、と感じた。謙虚さと誠実さ…ぼくには若い時から足りないことばかりだ(笑)。

 会の最後に、全参観者に、メモカードに授業者への謝辞を書いてもらった。
 教育長が、授業者の似顔絵を記述し、横に子どもたちのすがすがしい学びの様子を活写する句を添えておられた。授業者が、これは宝物ですね、と感激の面持ちで、終了後語っておられた。
 素敵である。

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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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