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2017-08

お礼状のこと - 2012.04.03 Tue

 先日、明日の教室のDVDが手元に10枚ほど残っている事に気がついて、某MLで、送料込で安価で販売しますという告知をした。
 すると、1日もたたないうちに、あっという間に全部さばけてしまった。
 そのことにも驚いたのだが、それ以上に驚いたのは、その後、次々とお礼のお手紙や感想のお手紙が届いたことだった。「お礼のお葉書」ではない、「お礼のお手紙」だ。しかもそれに学級の取り組みの様子がわかる文集やDVD,学級通信などが添えられていたりするのだ。

 正直に言って、とてもうれしい。
 丁寧にお返事を返す事ができず申し訳ない気持ちだ。

 だが、若い先生方よ、ちょっと話しておきたい事もある。

 野口芳宏さんが、講演や講座の後、主催者よりも早くお礼状を書いて贈って下さることは、有名な話だ。ぼくもそれで、授業を見せていただいたり、講座に参加させていただいた時は、書状を書くことにして、かばんにいつもハガキをひそませている。実は、野口さんのこの手法は極めて合理的でもあるのです。なぜなら、一週間程度を目安としてお礼を贈るなら、ハガキでよい。野口さんが早々に書かれるのは、もちろん感謝の気持ちの表れだが、一方で、忙しい時間を縫って、手際良くという「合理性」の賜物でもあるわけだ。一週間を過ぎれば、封書で出すのが一般的になる。そして、封書で出せば、先方も一般には封書でお礼返しをすることになる…。

 野口先生は忙しい方だ。だが、野口先生は人生の達人でもあるのだ。
 若い先生方は、ある意味、野口先生より遥かに忙しいはずだ。仕事に追われ、合理的に処理する方法を探して四苦八苦しているはずだ。だから、丁寧な封書でのお返事なんて書かなくていいのです。それに使う時間があるなら、教室と子供に使おう。それでいいのだ。お礼状は、メール。どうしてもということならハガキで十分だ。

 老爺心ながら、このあたりが、クリエイティブな仕事に心を向けていけるか、「学び」「修業」などと称して取り組んでいるものそれ自体が目的化して、自分を忙しくしてしまうかの分かれ道なのだ。
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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