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2017-10

水俣病の授業のあらまし - 2012.02.27 Mon

 約4時間構成のミニ単元学習だった。
 今年は35時間の選択国語(中2)でメディアリテラシーの大単元授業を構成したわけだが、こうした形での小単元学習は、久しぶりだった。

 4大公害訴訟の場所を、地図帳で確認する。
 水俣病の現場に密着し、ファインダーにおさめた幾人かの写真をプロジェクタで提示。
 google earthを使って、水俣市や現在のチッソの位置を確認。
 『水俣病50年』(海鳥社)から、豊かであった海を知る漁業者(もちろん水俣病患者)の文章をいくつか読む。
 そして一番迷ったのだが、NHKの「その時歴史が動いた」 2009年1月28日の放送された細川一のドキュメントを2時間にまたがって見せた(45分番組)。このドキュメントは甘い。細川を美化しすぎていると思う。だが、水俣病を巡るいろんな論点は甘いながらも、結構網羅され整理されている。原田医師のドキュメントなど、いろんなものもあったが、これに決めた。
 中3の子どもたちには十分に伝わったものと思う。最後の振り返りには、いろんな意見があった。中には、決断できなかった細川を批判するものもあった。それでよい。それは当然ありうる意見であると思う。

 ドキュメントを見た後、これも大いにまよった末、最首悟『「痞」という病からの』(どうぶつ社)より、『アサヒグラフ』1996年10月に掲載されたという「私たちの病い、水俣病」を選んで、音読した。
 そして最後にジャーナルの振り返りを書いた。

 義務教育の最後に、思考のプラットフォームを、生徒の心の中に一つ築きたいと思う。そういう教師然としたふるまいを照れくさく、また恥ずかしく思いながら、でも、たまに学校の先生のような仕事をしたくなる自分がいる。

 『北海道児童文学』の同人誌評は昨日完成までいけなかった。今夜で完成させたい。
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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