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2017-08

★学びのしかけプロジェクトメールマガジン207号 大橋邦吉さん「『だんご3兄弟』」 - 2012.02.24 Fri

私が編集しているメールマガジンの最新号です。大橋邦吉さんです!
→ 無料で購読できます。こちらからです。

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メールマガジン「学びのしかけプロジェクト」
                207号 2012年2月24日発行
                        (毎週火金日発行)
http://www.jugyo.jp/
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★目次★
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1.『だんご3兄弟』
「ワークショップ」編集委員
 している株式会社 クラスファシリテーション ファシリテーター
  NPO法人Educational Future Center 理事 大橋 邦吉
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 11月以来のご登場、大橋邦吉さんです。これまでもBeingをはじめと
していくつか本メールマガジンでも取りあげてきた体験型のアクティビテ
ィについてのご論考です。               (石川 晋)
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1.『だんご3兄弟』
「ワークショップ」編集委員
 している株式会社 クラスファシリテーション ファシリテーター
  NPO法人Educational Future Center 理事 大橋 邦吉
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 私は3週間に1度、埼玉県の小学校の先生を中心とした勉強会LAFT
(Learning Association of Facilitative Teachers)に関わっています。

 先日、そのLAFTのメンバーの一人である伊垣先生が、このメルマガの編
集長の石川先生の学級に訪問し授業見学をさせてもらったそうです。その
際に、1時間授業の時間をもらい生徒と活動しました。

 伊垣先生は石川先生の学級に訪問する前に、LAFTで模擬授業を行いまし
た。
 今回は、その模擬授業から私が考えたことをご紹介します。

 伊垣先生が行った活動は「お手軽パイプライン」という活動でした。
 簡単に「パイプライン」という活動を説明すると、「ハーフパイプを使
い、その上をビー玉等を転がしてゴールまで落とさずに運ぶ」という活動
です。
 『お手軽』というのは、ハーフパイプの代わりにA4の紙を使うことによ
って、ハーフパイプを人数分用意する必要がないので、お手軽にパイプラ
インができるからです。
 確かに紙は学校にたくさんあるので、お手軽にできますね!

 石川先生から『受験前でもあるので楽しめるのがいい』とお願いがあっ
たようです。
 3年生の三学期でしかも受験前なので、『チームが混乱しないように』
という伊垣先生の想いを加えて、『中学3年生で、高校受験が差し迫って
いるので、チームの混乱を避け、生徒がリラックスする』という目的の活
動を計画しました。

 模擬授業の内容はどうだったかここで書くと長くなってしまうので、割
愛させてもらいますが、結論を言うと、チームは混乱を起こし、モヤモヤ
が残る形になりました。

 伊垣先生の活動は『クラスの価値観を創る』ことに重点が置かれていた
ようで、石川先生や伊垣先生の目的のように、『楽しい、リラックス』で
きる活動とは少し離れているように感じました。

 しかし、今回伊垣先生が模擬授業で行った活動は、『自分たちでクラス
の価値観を創り上げていく活動』『クラスのオーナーシップを皆で持つ活
動』として、2学期に行うにはもってこいだと思いました。

 生徒自身が自分たちの価値観を考えるきっかけや、自分たちの考えをま
とめたりするための仕掛がたくさんしてあり、私自身とても学びになりま
した。

 ここで皆さんに質問です。

 授業や道徳、学活の時間に活動(アクティビティ)を行う際に、自分が
体験したやり方や習ったやり方(ルール、設定、難易度等)で活動を行わ
なければならないと思っていませんか?

 私は、『安全面』がしっかりと守られていれば、活動内容はいくらでも
変えても良いと思っています。

 では、どのように活動内容を決めればよいかというと、それは『だんご
3兄弟』です。
 このコンセプトは、伊垣先生が模擬授業をした次の日に、電車の中でパ
ッと思いついたものなので、まだまだブラッシュアップする必要がありま
すが、ここで紹介したいと思います。

 「だんご3兄弟」は3つのだんごでできています。
 その3つのだんごは「事前設定」「活動」「振り返り」です。

「事前設定」
場所、人数(参加者、ファシリテーター)、時間、参加者の様子、時期 等

「活動」
使うアクティビティ、難易度、ファンタジー、バリエーション、ルール 等

「振り返り」
振り返りの方法、問い、人数、振り返りの時間 等

 これらの3つのだんごは転がっているだけではバラバラです!
 それだけでは「だんご3兄弟」にはなりません。

 それでは「だんご3兄弟」になるには何が必要でしょう??

 そう、それは『串』です!「だんご3兄弟」は串に繋がれていて初めて
「だんご3兄弟」になります!
 その「串」というのが『目的』です!
 一つ一つのだんごが、『目的』いう串にしっかり刺さってくっついてい
る必要があるんです!

 すべてが『目的』という「串」によって繋がることによって活動が有効
的なものになります。

 この『だんご3兄弟』を使い、活動内容を変化させることによって、1つ
の活動が無限大に広がります。「この活動はこうしなければならない!」
という固定概念をすて、目の前にいる子ども達にあった活動を行ってくだ
さい。
 そして、その活動を仲間とシェアすることによって、活動の幅が無限大
に広がると思います。

 もし「こんな風に活動をアレンジしたよ!」というのがありましたら、
ぜひ教えてください。

 伊垣先生がLAFTで模擬授業を行ってくれて、活動の振り返りで、より良
い活動を創作するためにはどうしたらよいかを一緒に考え話しているうち
に、自分の中にある暗黙知が形式知となり、『だんご3兄弟』のコンセプ
トも浮かぶことができました。

 自分たちの知識や思っていることを素直に出し合い、お互いに学び合え
るLAFTの仲間に感謝!

 プロジェクトアドベンチャーでは、GRABBSSという考え方があるので、
興味がある方はそちらも参考にしてみてください。

授業づくりネットワーク誌の最新号
→ http://www.gakuji.co.jp/magazine/network/index.html
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【編集後記】
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 GRABBSSについては、157号で遠藤安孝さんが具体的に実践を報告してく
ださっています。
 http://archive.mag2.com/0000158144/20111025230000000.html
 今回の大橋さんのご提案は、このえんやすさんの実践を、簡素に図示し
てくださった感がありますね。なるほど。「目的」の串がしっかり刺さっ
てくっついている必要がある…。
 伊垣尚人先生は、ご存知の方も多いかと思います。新刊『子どもの力を
引き出す自主学習ノートの作り方』(ナツメ社)が発刊になりました。
 http://www.amazon.co.jp/dp/4816352007
 伊垣さんが教室にいらした際の様子は、下記に報告がありますので、ご
覧ください。
 伊垣さんご自身の報告
 石川晋さんのクラスを訪問その3「本物と出会う総合的な学習の時間」
 http://igasen.blog22.fc2.com/blog-entry-251.html
 当日参観くださった山崎正明さんのご報告
 中学生の授業を6時間参観(その2)
 http://yumemasa.exblog.jp/17787493/
 石川の報告
 2月10日の自主公開研を振り返る(長文)
 http://suponjinokokoro.blog112.fc2.com/blog-entry-1223.html
 伊垣さんは、当日直前で、ショートアクティビティで楽しむ50分間の
プランに切り替えたのですが、まさに生徒とのやりとりを通して、「目的」
を達成するために一番適した手法を選択されたものでした。串にしっかり
と刺さった「だんご3兄弟」でした。
 後記、長くなりました。私の教室訪問に端を発した原稿ということで、
どうぞお許しください。

 次号は、日曜日。ライフヒストリーチームから秋澤美加子さんです。
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メールマガジン「学びのしかけプロジェクト」
第207号(読者数1866) 2012年2月24日発行
編集代表:上條晴夫(haruo.kamijo@gmail.com)
twitterはこちら⇒ http://twitter.com/#!/gbc02527
Facebookはこちら⇒ http://www.facebook.com/haruo.kamijo
編集部ではチームに分かれてMLによって原稿検討を行っています。本メ
ールマガジンの記事を読んでいただいた率直なご意見・ご感想をいただけ
ると幸いです。本メールマガジンの内容に少しずつ反映をしていきたいと
考えています。
 編集長:石川晋
 副編集長:長瀬拓也・加藤恭子・藤原友和・佐内信之
登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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