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2017-10

伊垣尚人さんの新刊『子どもの力を引き出す自主学習ノートの作り方』(ナツメ社)が出ました - 2012.02.21 Tue

 さて、伊垣尚人さんの新刊が出来ました。

 『子どもの力を引き出す自主学習ノートの作り方』(ナツメ社)です。

子どもの力を引き出す自主学習ノートの作り方 (ナツメ社教育書BOOKS)子どもの力を引き出す自主学習ノートの作り方 (ナツメ社教育書BOOKS)
(2012/02/21)
伊垣 尚人

商品詳細を見る


 → 伊垣さんのブログにも紹介記事が出来ました。

 私は、これ幸いにも最終稿の段階で見せていただくことができました。
 実は自主学習というのは、私が一番不熱心な分野です。23年間でたった一度今の教室で自学に取り組み、途中で嫌になってしまいました。

 自学ということでいうと、日本には、巨星のような実践群があります。例えば近いところでは、岩下修さんの『自学のシステムづくり (自学能力を鍛える)』(明治図書)や福山憲市さんや藤本浩行さんの『自学力を育てる授業と家庭学習のシステム化 (自学能力を鍛える) 』シリーズなどの90年代初頭から後期にかけての一連の著作があります。旧法則化の先生方の実践群とまとめて呼んだらいいでしょうか。
 私が今年取り組んだものも、岩下さんに学んだものです。
 ですが、結論から言うと、これらの先生方が今どのような文脈で自学を語られるかはわかりませんが、私にはなんとも言えなく窮屈なのでした。自学が短期的な学力や学習習慣形成に役立つという外的動機づけ、あるいはシリーズがいみじくも銘打った「鍛える」という修業発想がぼくにはなじみにくかったということでしょうか。
 そもそも中学校という場所は、担任が学級生徒に課せられている宿題の総体を掌握できないことが日常化しているような場所です。塾の学習も計り知れない量ある。その中で、受験学力や、宿題圧力をはねのけて、「自学」の必要価値を説得的に展開することが、岩下さんの本など手法はわかるけれども、最終的に取り組んでいく時の最大の壁になりました。

 それで、伊垣さんです。
 伊垣さんの取り組みは「子どもの力を引き出す」です。
 岩下さんも福山さんも藤本さんも、時代が要請する、時代の文脈の中で、当時「鍛える」を名乗ったわけで、まさに「子どもの力を引き出す」取り組みであったのだと思います。
 でも、そうした文脈から切れて(歴史から切れているわけではありません)、空気の入れ替わった文体文脈で語られる伊垣実践は、中学校でできるかどうかは別にして、なんとも清新で示唆的です。
 ノート作りは、今一つのブームのようになっていますが、伊垣さんの方式は、そのノート作りが、従来型のスモールステップ(教師の作成したステップアップカリキュラム)とは違う、学び手のニーズや状況に応じた「ミニレッスン」によって構成されていくところがポイントです。つまりノート作りの手法を「ワークショップ的」に捉えて展開しきろうと企図しているわけで、これはものすごくおもしろいと思っています。

 ということで、みなさん、お勧めしますね。
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
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