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2017-10

中1ギャップ問題を切実なこととして考えましょう - 2011.12.29 Thu

 『中1ギャップ』(学事出版)が、年末になってamazonでは好調に売れている。
 この本は2009年の4月に発行になったが、遅筆な3人がぎりぎりまで執筆した事もあって、その年の教育書フェアに滑り込みという感じになった。それで、必ずしも多くの方に手にとっていただけたとは言えないことになった。


中1ギャップ―中学校生活になじむ指導のポイント中1ギャップ―中学校生活になじむ指導のポイント
(2009/04/01)
石川 晋、石川 拓 他

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 中1ギャップ問題というのは、とても見えにくい問題だ。
 後で振り返ってみて、ああ、まさに中1ギャップだったと気付くことは多いが、その時にはなんとも言えない違和感だけがあって、そのままにされていったりすることが多い。
 特に小学校を上手に乗り越えてきた子ほど起こりやすいということも、なかなかわかりにくい。
 制度やシステムを整備しても、結局フロントに立って子どもを送りだすもらい受ける当事者同士の、マンパワーの問題は避けられない。だが、いくつかの点を押さえておくだけで、ずいぶんと子ども達がスムーズに進学できる助けになってあげることができる。
 その基本的なことを、現場の感覚で書いた本だった。
 私と私の親友である高橋正一くん、そして弟である拓の3人で書いた。私は中学校、正一くんは小学校、拓は支援学校。関わり合う三つの学校の立場から分担執筆した点も画期的な「協同」作業であった。
 冬休み、ぜひ手にとって読んでいただきたいと思っている。

 今ならもっと書けることもたくさんある。しかし、十分にみなさんの助けになりうると思っている。

 amazonは3から5週間で納品になってしまった。多分年末年始だからと思う。年が明ければすぐ届くのではないかと思うが…すぐにという方は、学事出版のサイトから直接も購入できる。

http://www.gakuji.co.jp/book/978-4-7619-1651-0.html
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● COMMENT ●

先生が執筆されたこの書籍、久々に読み直してみました。発売された年は、ちょうど私は初任者(初任者研修)だった年に発売された本であり、1年担任だった時です。今改めて感じること、考えなくてはいけないことは、P76に記されている中学入学までにつけたい20の学力。この学力が、まぁまぁまぁまぁ・・・のままで中学校に進学してきて、授業お手上げv(×m×)vの生徒たちが多々いるように感じています。私自身は指導している教科が美術なので、『共通事項』このあたりを念頭におきながら授業の組み立てを考えています。

hakusukeさんへ

 ぼくは、実は逆に考えるんですよね。
 つまりついていないことを前提に授業を考えるということです。
 ついていないのは、生徒が悪いわけではありません(小学校の先生が悪いわけでもない。小学校の先生も一所懸命です)。学びやすさをスタートに考えるということですね。
 ぼくは「こんなこともできないのか」というところからスタートする教育が大嫌いです。(だから公文も苦手です)

hakusukeさんとは3年前、福島の小野先生のブログで「中一ギャップ」が紹介され、それにコメントしたことがきっかけで交流が始まったのでした。石川先生は「人をつなぐ」ことこそ自分の仕事とされていますので、何やら不思議な縁を感じます。

2月にお伺いできなくなった理由である「日本学校音楽教育実践学会」の発表で、「共通事項」を「学びのしかけ」として捉えなおすという提案をする予定です。数年来、教育人間塾で「学力論」に取り組んでいますが、「中一ギャップ」の視点から「学びやすさ」ベースで考え直してみようと思いました。

別記事に書かれた「クラス=学級」の問題。昨日『学び合い』北海道の事務局会議で一番話題となったのが、この事でした。残り3ヶ月、どこまでできるか、私も楽しんで実践を積み重ねたいと思います。

「ロ短調ミサ」歌うんですね。ハンガリーの教会で聴いた響きが今も耳に残っています。去年買った最後の本がクリストフ・ヴォルフの解説書でした。相変わらず話題が拡散しておりますが…長文コメント失礼しました。今年もよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨日、札幌コーチャンフォーにて手に取り・・・

ゆっくりと読ませていただいています。

体験入学という名の参観授業。どうしても、お客さんの児童たち。そりゃあ、観ているだけじゃ面白くない。
自分がそう感じるもの。
なんとか、せっかく行う時間、有意義にならない?
いっそのこと、高校体験入学的な発想で、児童が実際の授業を体験するという実践の開始。
最初の中学校ではそれがあたりまえ、2校目では校長・教頭と相談して実施、そして現任校でも今年から路線変更して実施を。
以前一緒にやっていた先生が今、また一緒なので賛同も得られやすく、教務主任という立場も使って、先生方に児童向けに、中学校模擬授業を実践してもらう。
まあ、その裏には「児童の様子を知りたいな」というちょっとした好奇心もあり。
前任校では、小学校の参観日に中学校から、中学校の参観日には小学校からと、校長の一声でそういう動きが自由にできていたのだが・・・・

小学校勤務終了後、中学校に戻って感じたのは、最上級生で何でもこなした児童たちが、中学校では下級生。職員室の入り方まで、低年齢扱い。「あ~なんだ。俺たちの扱いもまずいじゃん」でも、これは、小中両方経験者しか見えない現実・・・

あさってから3学期本番。
2月14日には入学説明会&体験入学。
その準備も本格化。
「中1ギャップ」じっくり読ませていただきます。


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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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