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2018-02

校内研修を支援する・・・ぼくの日常のこと - 2018.02.16 Fri

 2017年度、ぼくは、4,5月から徐々に、やがて結構なハイペースで、日本各地の学校に、入った。
 いろんな関わり方があるのだが、そのうちの一つが、校内研修のデザインとそのファシリテーションである。
 授業者の強みに焦点が当たること、参加者が学習者としての体験・視点をベースに授業を考えていけること、継続的に職員たち自身が互いの強みを生かしながら研修を進めていくマインド・手立てを共有すること…そうしたことを考えながら、それぞれの学校に入らせていただいてきた。手ごたえは感じているが、いまだ、試行錯誤の真ん中にいるという感じだ。
 もう少し詳しく書くと、ぼくの「校内研修」への入り方は、おおむね4つのパターンがあった。

①招聘された教室を観て、担任(担当)の先生と振り返りをする。
②招聘された教室で子どもたちに授業をする。
③校内研修の講師として授業づくりや学級づくりに関して提案する。
④校内研修そのもののファシリテーションをまかされる。

 ぼくが上記の4つのパターンのうち、特に、自分の興味関心を十分に刺激される入り方は①と④だった。
 この中身については、少しずつ書いていこうと思う。

 とりあえず、個人支援、学年支援、学校支援など入り方は多様だが、ある程度継続的に入ることができた中で、表に出してもよい学校でいえば、神奈川県山北町立山北中学校、小金井市立前原小学校と岸和田市立浜小学校及び岸和田市立朝陽小学校。さらに、北海道美深高等養護学校、品川区立日野学園、ほかにも、大阪の池田市立の小学校、東京国立市の中学校などに継続的に入ることができた。

 いくつかの現場については、関係が深まってくる中で、少しずつ外部に開き、同行者が増えていくような仕掛けを作った。
 そもそも学校に入る場合には、できるだけ一日の流れが見える規模で入る。その際に、ぼくが一人で見るよりも、複数の人たちと関わりながら入る方が圧倒的に気付きも学びも大きい。この実践的体験的経験はとても大きかった。
 教室支援、学年支援、学校支援の形が、このような形で行うことではっきりと変わっていく。そういう実感が持てた。
 いわば新しい研修支援の形がぼくには見えてきたと感じている。

 数年前に大野睦仁さんと小中の校内研修担当者が対話をしていくイメージで校内研修の本を創った。この本は大学人が全く関わらない校内研修の本ということでもあまり例のないものだったが、無事に2版となった。この本の続きというか、もっとずうっと先にあるものを形にできそうな気がしてきた。

笑顔と対話があふれる校内研修
石川 晋 大野 睦仁
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Kちゃんへ - 2018.02.16 Fri

 きみとはじめて会ったのは、もう30年以上前か。ぼくらはまだ18歳だった。
 ぼくはきみと学内で文芸同好会を興し、文芸誌を刊行したわけだが、最初からきみの圧倒的な才能に度肝を抜かれてしまった。
 今に至るまで、きみと肩を並べうる天才には、後はたった一人だけしか会ったことがない。その一人は今や人気作家の一人だから、そう考えれば、質的にまるで違う才能だけれど、きみはやはり度肝を抜く天才だった。

 ぼくは詩を書く。評論も書く。でも最初からきみの圧倒的な才能には、とても及びもつかなかった。悔しさも湧いてこなかった。畏怖という言葉に近い感情しか持てなかった。そしてきみが自分の作品の質をまるで「選べない」ことにも驚いた。ぼくはきみの作品群の中のすぐれたものと、どうでもいいものとを、確実により分けることができた、と思う。天才の中のある一部は、自分の仕事の質を自分では理解できないのだということを知ったのは、きみ(ときみの作品と)に出会ったのが初めてだった。

 大学卒業後、きみが最初の学校を辞めて(そもそもきみは学校の先生とか、全然似合っていなかったよね)、その後会ったのは、たった一度江別でたまたま乗ったバスの中だった。
 きみがちゃんと生きていて、ぼくはとてもうれしかった。
 きみが作品を書いているかなんて、その時確かめもしなかったが、きみは今だって、ちゃんと書き続けているはずだもの。

 ぼくはきみに会って、ぼくの才能のせいぜいの程度を知った。
 そして、ぼくが誰かの中にあるものを見つけたり、賦活したりすることに長けていることも知った。

 ぼくも少し、また書き始めようと思う。だれかを勇気づけたり、だれかが気が付かない内側を掘り起こしたり耕したりするために、だよ。
 そして、Kちゃん、いつか、きみが30年書き溜めてきた行き場のない作品たちを見せてほしいと思う。
 ぼくはそれを丁寧により分けて、たくさんの人の手に渡っていけるように、きっと役に立てると思う。

 ぼくも少し、また書き始めようと思う。

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石川晋

Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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