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2012-05

桔梗友行『子どもの力を引き出す新しい発問テクニック』(ナツメ社) - 2012.05.31 Thu

 少し前に出た本である。
 桔梗さんの最初の本ということですぐに購入したのだが、本の山の中でなかなか読めていなかった。

子どもの力を引き出す新しい発問テクニック (ナツメ社教育書ブックス)子どもの力を引き出す新しい発問テクニック (ナツメ社教育書ブックス)
(2012/02/21)
桔梗 友行

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 さて、ナツメ社さんは最近こうした種類の本にとても力を入れていて、イラスト、図解も充実し、とても読みやすい想定になっている。伊垣さんの新刊はめちゃくちゃ売れているようだが、桔梗さんの本はどうか知ら?

 さて、「発問」に特化した本で、アプローチとしてはオーソドックスである。しかし、桔梗さんはまだ10年目の若手。桔梗さんなりのオリジナルな着眼点はどのあたりにあるだろうかと注目しながら読んだ。
 まず、大変感心したのは、先行実践明記の徹底した姿勢である。巻末にも参考文献リストが記載されているが、これはよくあるパターンで、実は活用しにくい。桔梗さんは、本文中に出来るだけ関連文献を明記するように心がけている。これはいい。最近の教育書は、大方ここがずさんであり、結果、実践が、その場で行き止まりになってしまう。桔梗さんの姿勢に共感できる。

 それで中身もなかなかおもしろい。荒井賢一さんの発問論などにも触れていて、広く目配りしようという姿勢もうかがえるし、結果、発問に関する広範な議論を拾えていると思う。一方で、目次がインデックスとしての役割を果たしていないところが惜しい。つまり広範な情報が織り込まれていながら、目次を見ても、すぐに関連する情報が拾えないのである。
 実はぼくもプロット段階から、目次づくりに苦労してきた。最初の頃は、ここがうまくいかなかったことが、最終的にたくさんの方に読んでいただく機会を失う結果にもなっていたように思う。
 桔梗さんは、次もまたその次も出版のチャンスが巡ってくる人だろうから、ぜひ、次回作に、すっきりとした見通しのよい目次を期待したい。

 読み進めて行くと、この本は、「発問」に限定したものよりももう少し広い関心に裏付けされていることに気付く。先ほど少しふれた荒井さんの二つの発問論の横にはちょんさんのWBMのオープンクエスチョンが並べられていたりする。明らかに『学び合い』を意識したページもある。
 そう考えてくると、「発問」というラベルが適切なのかどうかも少し気になる。桔梗さんの興味の範囲はもっとずうっと広いところにあり、学びの範囲も広範であり、いまだ未整理の部分も思い切って詰め込んだ感じがある。
 「発問テクニック」と『学び合い』の同居はやはり難しかろう。おまけに芦田先生とのやりとりを踏まえたであろう評価論まで取りこもうとして、そうすると多少は雑然とする。だが、初めての本だ。そのくらい気負いがあっていい。次のステップで、桔梗さんがどんなカードを切ってくるのか、この辺りも楽しみだなあと思う。

 それにしても、若さあふれる本である。そして、若いけれども、若手に特化するとかミドルに絞るとか、そういう言葉の下で、入口論をぐるぐる回らない力強さがある。若い時から、ちゃんと世界を全部自分の言葉で語りつくそうという気概があって、いい。本を書くということは、こうでなければならないと思う。

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第5回 教材・授業開発研究所全国大会 IN函館 2012.7.28 - 2012.05.31 Thu

第5回 教材・授業開発研究所全国大会 IN函館       
              主催:教材・授業開発研究所

1.期日:2012年 7月28日(土) 午前10:00~午後16:30

2.会場:サンリフレ函館 2F大会議室
     〒040-0034 函館市大森町2-14 (℡0138-23-2556)
函館空港から車で約20分(空港から函館駅行きのバスあり)
     JR函館駅から約1㎞ 徒歩15分 

3.テーマ:子どもに学力をつける授業とその基盤としての学級経営のあり方

4.定員: 100名

5.講師:有田和正氏(教材・授業開発研究所主宰、前愛知教育大学教授)  
 杉渕鐵良氏(東京都清瀬第八小学校教諭)
古川光弘 (兵庫県佐用郡佐用町上月小学校教諭)

6.参加費    全日 4000円  半日2000円
7.当日の日程
 09:30~09:50    受付
                  
 10:00~10:05   開会挨拶・諸連絡
                
 10:05~10:25   基調提案(今全国大会のテーマと授業・教材開発研究運動について)                事務局  松本 明              

 10:25~10:30   休憩                   

 10:30~11:50   講座1 古川光弘「古川流学級経営術」           

 12:00~13:00   昼食/休憩

 13:00~14:30   講座2 杉渕鐵良先生 「どの子も伸ばす授業」

 14:30~14:40   休憩

 14:40~16:10   講座3 有田和正先生「これからの学級づくりと授業づくり」
         
 
 16:10~16:30   Q&A

16:30 閉会

8.【申し込み方法】
(1)件名に「全国大会申し込み」と書き、必要事項を記入して、下記事務局まで
    E-MAILでお申し込みください。 

(2)必要事項 ①お名前(ふりがな)②勤務先③参加態様(全日か半日か)         
④連絡先(メールアドレス)⑤懇親会参加希望の有無 

(3)なるべく事前申し込み締切日までに、下記口座に入金をお願いします。           
【申し込み締め切り】 7月25日(水)まで
【申し込み先及び問い合わせ先】
     〒041-1122 亀田郡七飯町大川9丁目12-3 松本 明(自宅)                
     ℡・FAX 0138-65-9383(自宅)                
     (e-mail) m-machan@ms5.ncv.ne.jp           

※ 申し込みされた方に確認メールを送信します。
※ 当日のキャンセルは申し訳ありませんが返金できませんのでご了承ください。

【参加費送金先】 郵便振替口座 口座番号 02640-6-3426
  加入者名  松本 明 お近くの郵便局の振り込み用紙で入金してください。

※研修会終了後 7月28日(土)午後17:30分より 函館駅周辺で 
講師先生を囲んで懇親会を予定しています。 
参加費5000円程度を予定しています。

メレンゲ”ミュージックシーン” - 2012.05.31 Thu

 メレンゲの3rdアルバムが届いた。


ミュージックシーンミュージックシーン
(2012/05/30)
メレンゲ

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 フジファブリックの志村くんの親友ということで、クボケンジのインタビュー記事なども目にすることが多かったが、フジファブがまさにブレイク寸前だったのに比して、メレンゲはなぜか結局ブレイクチャンスをつかむことができずにここまで来てしまった。
 今作は志村くんが亡くなってから最初のフルアルバムである。前作ミニアルバム”アポリア”も志村にささげられたものというが、このアルバムは、逆に志村がフロントマンで会った頃のフジファブの音を模したと思われる曲もある。

 それにしても、素晴らしい出来のアルバムだ。
 ぼくはメレンゲはデビューミニアルバム”サーチライト”からずうっと聴いてきた。
 一時サウンドも詩もやや迷走した時期があったが、今作は、サーチライトの頃の清新さと叙情性に、もう少しわかりやすさも加わった名盤と思う。
 スピッツの叙情性を引き継ぐバンドと思ったが、スピッツのセールスを引き継ぐことはできなかった。多分このアルバムも売れないだろう。だが、ぼくの中では、記憶に強く残る一枚になると思う。

久しぶりの晴天 - 2012.05.31 Thu

 よい天気。気温もぐんぐん上がった。
 うららも散歩はうれしそうだった。

 久しぶりにルピナに行き、「マルちゃん」の魚肉ソーセージを買う。

 テレビ、ネットは、シリアの政権側の虐殺報道で持ちきり。
 日本が外交官を国外退去させるのは極めて異例だと思う。本当に深刻な状況ということだ。

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石川晋

Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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