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2011-08

ちょんせいこさんが函館に来ます・・・学級ファシリテーション入門講座in函館 - 2011.08.31 Wed

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        信頼ベースの学級づくり
     学級ファシリテーション入門講座 in 函 館
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■日 時:平成23年9月24日(土)9:30~16:15
■場 所:北海道・函館市『サン・リフレ函館』中研修室
     http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/keizai/roudou/s-refre/
■講 師:ちょん せいこ氏
■内 容:『信頼ベースの学級づくり 学級ファシリテーション入門講座』
     ◇ファシリテーションって何?
     ◇信頼ベースの学級をつくる ファシリテーションの技術
     ◇ファシリテーションの技を磨く
     ◇やってみよう!こどもホワイトボードミーティング ほか
■定 員:50名
■参加費:4000円
■講師紹介:ちょんせいこ氏 
  人まちファシリテーション工房。大阪府在住。
  ホワイトボードミーティングを提唱し、主に会議や研修、事業推進における
  ファシリテーター養成に取り組む。
  教育にも造詣が深く、全国で公開授業や研修を進めている。
  主な著作に、『元気になる会議-ホワイトボード・ミーティングの進め方』
  『学校が元気になるファシリテーター入門』
  『信頼ベースのクラスをつくる よくわかる学級ファシリテーション』
  (いずれも解放出版社)など。

■参加申し込み
  以下の必要事項を添えて、実行委員会事務局まで 
  メール(yamadera@athena.ocn.ne.jp)または FAX(0137-82-0170)にて
  申し込み下さい。
  ①お名前  ②所属先  ③電話番号  ④メールアドレス

★お問い合わせ先
  事務局:山寺 潤(北海道・今金町立今金小学校)
  メールアドレス:yamadera@athena.ocn.ne.jp
  電話・FAX番号:(0137)82-0170
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★学びのしかけプロジェクトメールマガジン133号 田中博司さん「通常の学級の中での「過ごしやすさ」を考える」 - 2011.08.31 Wed

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メールマガジン「学びのしかけプロジェクト」
                133号 2011年8月28日発行
                      (毎週火金日発行)
http://www.jugyo.jp/
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★目次★
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1.通常の学級の中での「過ごしやすさ」を考える
           「インクルージョン」編集委員
                東京都・公立小学校教諭 田中 博司
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 インクルージョンチームより、田中博司さんの原稿です。5月以来のご
執筆になります。                   (石川 晋)
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1.通常の学級の中での「過ごしやすさ」を考える
           「インクルージョン」編集委員
                東京都・公立小学校教諭 田中 博司
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 前回(89号)でも記したように、最近、私は「安心感」という視点で
学級を見ています。今号では、ある学級での児童の様子から、
「過ごしやすい」
「居場所がある」
という2つの安心感について考えたことを記します。

 Aくんは、人とのかかわりが苦手で、こだわりの強い中学年の男の子で
す。
 Aくんの様子を簡単に紹介します。
・低学年の頃は、まわりの子が少しさわいだりすると、「うるさい」「静
 かにさせてください」と訴えることがしばしばありました。
・教室の座席もとなりに元気な子や、口調のきつい子が来ると嫌がります。
・グループでの話し合いなどが得意ではないようで、会話にうまく入れず
 にいることもあります。
・以前に教室に入れずに、保健室などで過ごしていたことがありました。

 こんなAくんですので、教室の中でみんなと並んで席にいることが、大
きながまんを伴っているように感じました。そこで、日頃の授業の中でで
きるだけ過ごしやすくしてあげたいと思い、いくつかの手立てを考えまし
た。

 まず座席です。
 担任が、Aくんに、どんな席が過ごしやすいのかを聞いてみました。
『席は、前と後ろ、どっちがいいの?』
「後ろの方がいいです」
『となりは、だれかいてもいい』
「○○くんや、○○さんはいやです」
『一人でもいいの?』
「一人の方がいいです」
 Aくんのこんな思いを受けて、座席は列の一番後ろにして、隣は開ける
ようにしました。

 また、ちょうどこの教室の隣に算数の少人数指導のための教室がありま
した。この教室は空いている時間も多かったので、そこも活用してみるこ
とにしました。
『授業中、一人で学習したい時がある?』
「あります」
『じゃあ、どうしても落ち着かない時とか、イライラするとき、一人で学
習したいなと思ったら、隣の部屋に言って学習してみてもいいよ』
「はい」
『この部屋、サイレントルームという名前にしよう』
 授業では、グループでの話し合いや、子どもたちの活動中心の時間もあ
ります。こんな時は、どうしても教室がにぎやかになりがちです。それで
どうしても落ち着かない、イライラしてしまうときには、サイレントルー
ムに行ってもいいというルールを作りました。そしてこのルールは、Aく
んだけでなくクラス全体のものとしました。

 ついでに、担任は、Aくんにこんなことも聞きました。
『休み時間も、サイレントルーム使いたい?』
「はい、使いたいです」
 一人でいることを好むAくんには、特別に、週に2回は休み時間もここ
を使用してもいいことにしました。

 このように教室環境を工夫してしばらく過ごしていましたが、少しひっ
かかることがありました。
 時々サイレントルームに行くことがあるAくんですが、ほとんどの場合、
短い時間で教室に戻ってくるのです。

 ある時、担任がこんな会話をしてみました。
『教室で楽しかったこと、教えてほしいな?』
「・・・」
『好きな時間って何?』
「好きな時間は、ありません」
『この前、みんなでトランプゲームをやったよね?あれはどうだった?』
「トランプは楽しかったです」
 Aくんが、にっこり答えました。

 クラスでトランプ大会をやったときは、楽しくみんなと過ごすことがで
きたようです。おそらく「ババ抜き」や「神経衰弱」などのように順番に
自分の番が回ってくるゲームには、うまく参加できていたのです。そして、
みんなと何かをやっていることを、Aくんは楽しいと感じていたのです。

 「一人で過ごす方がいい」と言っているAくんでしたが、実は、Aくん
なりの距離感でクラスの友達といっしょに過ごしていたいのではないかと
考えました。だから、サイレントルームに行っても、しばらくするとつい
みんなのいる教室に帰ってくるようにも思えました。
 そう考えて担任がふりかえってみると、クラスみんなで何かを達成した
ときには、ほかの子たちといっしょにAくんも喜んでいたことに気が付き
ました。
 一人一役で取り組んでいる掃除の時間には、みんなとやることを嫌がる
わけでもなく、黒板掃除を一生懸命行っていました。
 Aくん自身も気づいていないのかもしれませんが、クラスの一員として、
クラスの中での自分の居場所を求めているように感じてきました。

 Aくんのように、人とかかわることが苦手だったり、嫌いだったりする
子がいます。そんな子供たちにとって、通常の学級でみんなと授業をする
ことは、大きな苦痛を伴っている場合もあるだろうと思います。だから、
少しでも安心して過ごせる教室環境や授業づくりを考えていきたいです。
 一方で、友達とかかわったり、クラスの中で共に過ごしたりすることも、
大事なことです。でも、その方法がわからなかったり、距離感が違ったり
して、うまくできず苦労していることも多いのでしょう。
 Aくんのような子が、安心して教室で過ごせるように、他の友達とかか
わりやすい場づくりや、クラスの中での居場所づくりも考えていきたいで
す。

授業づくりネットワーク誌の最新号
→ http://www.gakuji.co.jp/magazine/network/index.html
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【編集後記】
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 今回のご論考の中で、私が特にぴぴっと来たのは次の一節でした。
「Aくん自身も気づいていないのかもしれませんが、クラスの一員として、
クラスの中での自分の居場所を求めているように感じてきました。」
 私は中学校教員ですが、中学校においても同じような生徒がいるのです。
中学校という段階を考えた時に、その同じような生徒が「自分自身で気づ
けるようになるといいなあ」と考えながら、私は指導・支援をしているな
あと思いました。こういう具体的な文言、エピソードの受け渡しが、小学
校と中学校の間でできたらいいのになあと思います。

 次号火曜日は、久しぶりに一回お休みをいただきます。次号は金曜日。
いよいよ9月。インクルージョンチームから、増川秀一さんのご執筆です。
どうぞお楽しみに!
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メールマガジン「学びのしかけプロジェクト」
第133号(読者数1744) 2011年8月28日発行
編集代表:上條晴夫(haruo.kamijo@gmail.com)
twitterはこちら⇒ http://twitter.com/#!/gbc02527
編集部ではチームに分かれてMLによって原稿検討を行っています。本
メールマガジンの記事を読んでいただいた率直なご意見・ご感想をいただ
けると幸いです。本メールマガジンの内容に少しずつ反映をしていきたい
と考えています。
 編集長:石川晋
 副編集長:長瀬拓也・加藤恭子・藤原友和・佐内信之
登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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石川晋

Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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