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2009-12

静かな年の瀬である - 2009.12.31 Thu

 このところずうっと、相対主義の流れの中に身を任せて来た。

ぼくは相対主義が嫌いである。
 本音でいうと、人間というのは常に利己的であり、主情的である。
 そして、そういう自己中心的な考えや行動をいさめて、なんとか物事をうまく回していこうと考えるところから、ものごとを相対的に捉えようとしたり、世界の構造を説明しようとしたりすることが価値を持ってくるのだろうと考えている。

 しかし、「教育」の世界には、ほとんど、相対主義の考えはなかった。唯一評価が相対評価を長く取ってきただけで、実際に教育現場で行われてきたことのほとんどは、利己的、主情的に行われてきた。当たり前である。教育実践というのは、芸術音楽と同様、一回性の芸術なのである。選ばれなかった全ての可能性は、ifの話にしかならない。全て教育科学も、この一回性からスタートする以上、本質的に科学にはならん構造になっているのである。
 本質的に科学にならない構造であるから、それをなんとか科学にしようという話になるわけなのだろう。

 最近考えていることは、「教育」という、いわば最後までこの国に残された「物語」をどう終わらせるべきなのか。
 ということである。

 分かりにくいのだが、とにかく、そういうことをずうっと考えている。

 来年は、今年以上に、集会や大会での発信を減らす一年にしたいと、強く願っている。
 そうなるかどうかはわからないけれども。

  
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第九 カールシューリヒト&パリ音楽院管弦楽団 - 2009.12.31 Thu

 シューリヒトという指揮者は、とても情感深く、時にテンポの揺れも主情的。
 だがなんというかな、その解釈は、身勝手なものではなく、とても自然という印象。

 テスタメント盤のベートーヴェンの第九が、タワーで期間限定890円!で販売されていた。(写真は、EMI盤)

ベートーヴェン:交響曲第9番ベートーヴェン:交響曲第9番
(1998/12/09)
シューリヒト&パリ音楽院管弦楽団/エリザベート・ブラッスール合唱団

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 今年の年末はこのCDにしようと決めて、早速購入して聴いてみたが、素晴らしい。
 ぼくが愛するイッセルシュテット盤の穏やかな切り口とは対照的だが、こういう熱い演奏もいいなあと思う。
 それにしてもすごい緊張感。客席の静けさまで伝わってくる名演である。

ベートーヴェン:交響曲第9番ベートーヴェン:交響曲第9番
(2001/04/25)
シュミット=イッセルシュテット(ハンス)サザーランド(ジョーン)

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 年の瀬である。

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北海道の中学校教師です。
教育、芸術、自然の話を緩やかにしながら、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。本体webpage(書庫代わり)は下記です。
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