FC2ブログ
topimagetopimagetopimagetopimagetopimagetopimagetopimagetopimage

2018-11

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【アートその8 サン・シャワー展 10  2017.10.17 東京・森美術館】 - 2017.10.19 Thu

 23日に終わるので、なんとか時間を見つけて森美術館分だけでも見ようと足を運ぶ。新国立は見れないのが残念。
 東南アジアの現代アートの流れなんてものを、こんな風に総覧できるなんて、すごい。
 さすがに現地までキュレーターが何度も足を運んで選んできたものばかりということで、はずれがない。
 そこにはかつての日本が抱えていたのと同じような発展の途上での悩みも、各国の独自の文脈によるものもある。
 例えばアメリカなら、ナイトクラブで起きた銃撃事件のことまで、ぼくらは知っていたりするわけだが、東南アジア各国での様々な出来事を本当にわかっていないことに衝撃を受ける。
P_20171017_153232 - コピー

P_20171017_162807 - コピー

 かつて父の書棚には、欧米の最新の文学・哲学の翻訳本から、朝鮮半島、東南アジア諸国の作品の翻訳ものまで、いろいろなものが並んでいた。70年安保闘争以降の、思想的に無毒化された、いわば解毒社会の日本は、欧米の最新の文化状況にもアジアの近隣諸国の文化状況にも圧倒的に無知になってしまった。ぼくらは、本当は江戸時代以来の鎖国状況を生きているのかも知れない。

 素晴らしい作品群に心を奪われながらも、愕然とした気持ちになった。
 森美術館は、いい。六本木の真ん中で、世界を考えることの意味を、キュレーターはよくわかっているんだな。
スポンサーサイト

【アートその7 ボイマンス美術館所蔵「バベルの塔」展 2017.10.14 国立国際美術館 - 2017.10.15 Sun

 演奏会までの時間もさらにあるということで、午前中はバベル。まさにバベルに会うためだけに行く。

 ぼくは学生時代の終了までをクリスチャンとして生きた。
 自分の中の一番基本的な部分に、長い長い教会生活と信仰生活がある。
 子どものころから何度も何度も読んだバベルの塔のエピソードを、絵を見るまであまり思い出すことがなかった。
 そう。子ども心に疑問だったのだ、なぜ、神はバベルの塔を破壊するのではなく、言葉を乱したのか。言葉を乱すことで、なぜバベルの塔建築は放棄されたのか。

P_20171014_110010 - コピー


 ブリューゲルは、不思議な人だった。どこか世界を斜めに見ながら(そうバベルの塔は斜めだ)、一方でそこで働く人々の細部を克明に物語付け、書き込まなければならないこだわり。彼の多くの作品が「人々を描く」ことに集中していることも含め、ブリューゲルは、人間の諸相を描き出したくて仕方なかったのだ、と思う。こんな大きな建物を細部に至るまでリアリティある物語として書きながら、彼の興味は、本当はひとだったのでは、と思える。
 ボスの絵などもあったが、ほとんどバベルだけ見た。昼前にはものすごい人ごみになっていった。

【アートその6 奈良美智 for better or worse 豊田市美術館 2017.9.22】 - 2017.09.24 Sun

 前日は小倉での用務。名古屋の飛行機乗り継ぎを選択してでも見たかったのは、これだった。
 まず、入場してすぐ、彼の幼少期からのこだわりの品々があるわけだが、洋の東西を問わぬフィギュアなどは当然として、児童文学作品(ジョゼフのにわがあった!)がたくさん。そして、神田日勝の図録、掛川源一郎の写真集に驚いた。

P_20170922_111728 - コピー

P_20170922_115934 - コピー

 青森に育った彼には、北海道がどのような地と見えていたのだろう。

 今回の展覧会は、奈良自身が「卒業制作」であると語っており、まさに、セルフライフヒストリーアプローチの側面を持った、中締め的な大回顧展という色合いのものだった。作品については、好きすぎて説明のしようがないや 笑。
 おもしろいと思ったのは、いつもは個々の作品のタイトルが気になるのだが、この展覧会ではほとんど気にならなかったこと。それはポップアート特有の匿名性とか、模倣性とか、そういう問題ではないようだ。うーん、奈良の作品そのものへのぼくの前のめり感の表れなのだな、ととりあえず思ったことを書き残しておこうと思う。
 珍しく、グッズもいくつか買う。図録は後から送られてくるそうだ。北海道を出るときに、おびただしい図録、全部処分したのに、またこうして増えていくな。

 豊田市美術館、とてもいいところでした。
 次回は、ジャコメッティだそうな。

【アートその5 ジャコメッティ展 国立新美術館】 - 2017.08.15 Tue

 ジャコメッティを観る。
 ジャコメッティの作品を観るという行為はなんだか、どうしようもない気持ちになる・・・「ジャコメッティを観る」のが申し訳ないと思える。

 ぼくは、凡庸なので、ジャコメッティのように見ることに執着できない。でも、ジャコメッティのように世界が見えていなくて(見えなくならなくて)、幸せだと思える。

P_20170814_174548.jpg

 対象への執着というのは、生への執着そのものだなと思う。
 何物でもいいけれど、対象への執着がなくなった時に、人はもういなくなってもいいかなと思うのかも知れないね。

 8月14日。

【アートその3 Bunkamura ザ・ミュージアム ソール・ライター展】 - 2017.05.08 Mon

 5月7日。
 たしかにいくつかのファッション雑誌などの表紙で、この人の作品は見た記憶がある。それと知らずに。
 ソ-ル・ライターは、衝撃的だった。
 この人は、世界を隙間から、もしくは、何か越しに見る人(にしか見ない人)なのだ。

 また、自分が暮らした小さな世界からほとんど出ず、その場所から垣間見る人なのだ。

 あまりにも衝撃的で、久しぶりに図録を買う。
 じっくり見なおそう。
 これまでたくさん見て来た写真展の中でも、圧倒圧巻であった。

P_20170506_160437_vHDR_On.jpg



 

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

FC2カウンター

最新記事

プロフィール

石川晋

Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

月別アーカイブ

最新コメント

カテゴリ

未分類 (53)
教育 (2236)
音楽 (271)
雑記 (343)
映画 (17)
読書 (32)
美術 (15)
研究会等 (10)
自然保護 (9)
CD&DVD (0)
育児 (30)
自然 (82)
対話 (7)
思考 (38)
演劇 (5)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。