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2017-09

【今年の映画9本目★★★★☆スターナイト・ヒーリング 〜星に包まれた森〜】 - 2017.09.19 Tue

コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City(池袋)
スターナイト・ヒーリング 〜星に包まれた森〜  2017/09/18

ここは二度目。連休の最終日の夜。少し空席もあった。

planetarium-star-night01.jpg

これ行ってみるまで全くわかっていなかったのだが、屋久島がテーマだった。
屋久島の山中で観る星空というのがコンセプト。
屋久島の森も、宇宙のようなものだよなと思う。プラネタリウムの星を見ながら考えていたことは、北海道の田舎の星空のことだった。
屋久島と四季折々の星空とを重ねて詩的に解説していく、それなりによくできたプログラムだった。
長谷川博己の声がいい。しかも彼が一本調子なのも、プラネタリウム向きだ。途中で眠りたくなる。プラネタリウムは、眠る場所だ。
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【今年の映画8本目★★★☆☆ なよろ市立天文台きたすばる プラネタリウム「ほしみるおじさん みぢかなうちゅうのおはなし」 - 2017.09.12 Tue

 きたすばるは、初めてきた。
 14時の投影に間に合うように天文台に入り、国内では一般の観察が可能な天体望遠鏡としては二番目の大きさだという望遠鏡の説明を受ける。
 今日はぼくら二名しかいない。プラネタリウムに入ると、係の人が今日はお客さんたちしかいないので、プログラムを選択していただいていいですよ、と言われる。本当は大人向けの少し長めのプログラムが予定されていて、心配だったので、子ども用プログラム「ほしみるおじさん みぢかなうちゅうのおはなし」を当然選択した。
P_20170912_143404 - コピー

 これは、同名の絵本をモデルにしている作品のようだが、プラネタリウム特有の巨大球体スクリーンと、サラウンドがここちよい。
 星のことは、地球を起点とした宇宙の広がりを説明するもので、ちょっと物足りないが、でも、プラネタリウムスクリーンでの新たな表現を追究する昨今の流れは、とても可能性のあるおもしろいアプローチだなと、改めて思う。
 過不足ないナレーション、聴き心地のよいアフレコ、気持ちの良い空間だった。

 暗闇をこわがり、プラネタリウムこわいから帰ろうかなという連れの声を聴いて、プログラム選択させてくれた係の人、ありがとう。


【今年の映画7本目★★★★★ ゆきゆきて神軍】 - 2017.08.15 Tue

 かつて、旭川映画村で、原一男の映画群に出会ったとき、ぼくは、原のドキュメンタリーへの覚悟にたじろいだ。もっとも、ゆきゆきて神軍でいえば、スクリーンいっぱいにあふれる奥崎の圧倒的な存在感に、飲み込まれるような感覚だけが残った。
 20数年の時を隔ててみたこの映画は、あの戦争の問題と向き合うことなく72年の時を過ごしてしまった私たちの社会を痛撃する。それは作品が創られた戦後30数年の時期以上の重みと切実さをもって、今、痛撃する、そういう作品であった。しかも、制御不能の奥崎を、リスペクトをもって制御する原の卓越した手腕が見えて(かつては見えなかった)、かつてとは違った意味で身震いするほど感動した。

 終演後の映画史研究家の春日太一さんと監督とのトークは秀逸。トークゲストはそうそうたるメンバーで、選ぶのに迷ったのだが、春日さんは作品の構造を丁寧にしかしリスペクトを持って聞き手に徹してあぶり出し、抜群。期せずして、作品作りの段階から原監督が考えていたことを、くっきりとあぶりだしたと言える。この回を選んでよかった。

 それにしてもすごい映画。こうして、今、この作品をなんとか上映することはできた。でも、今同じように創ることは可能だろうか。
 来春公開の十数年ぶりの原作品が楽しみだ。
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 ドキュメントは、違和感とリスペクトがセットの場所で成立するとわかった。
 対談や鼎談で、ぼくがしばしば感じてきたことと似ているなあと思う。

 8月14日。20時過ぎから、渋谷アップリンク。

【★★★☆☆今年の映画6本目 メアリと魔法の花】 - 2017.08.01 Tue

 7月27日。イオンシネマ旭川。
 平日の昼過ぎ。夏休み。思ったほどの客足はなく、まずまずの興行という情報通り。

 で、映画も、まさにまずまず。米林監督、アリエッティ以来。アリエッティは、実はぼくにはよかった。それまでのジブリとは違う、主人公メイン目線でその動きと心情にフォーカスしたつくり、柳川掘割物語からつながる宮崎アニメの集団活劇とは、はっきりと毛色が違っておもしろかった。

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 で、今作。
 ポスターからメアリキャラへのフォーカス全開で、なるほど、とあたりを付けて見に行ったが、やはりそうだった。
 しかし、ジブリの活劇の伝統も生かしたいなど、苦心の跡がよく見えて、むしろ不自由に思ったのはぼくだけか。
 メアリの対役のピーターは、活劇「も」重視する結果、ジブリ系(と敢えて書くが)では、過去一番の地味な男のキャラであった。

 もちろん作品としての破たんはない。また、メアリの心の動きは、丁寧に描写されていて、小さな物語として、とてもよくできていると思う。

 米林さん、次も見に行きます。

【★★★★★今年の映画5本目 生きとし生けるもの】 - 2017.07.12 Wed

 永山、シネプレックス旭川。7月12日。
 旭山動物園のポスター写真などで広く知られる写真家今津秀邦さんが監督した初作品。
 旭川を中心とした周辺の町々での野生動物の生活を撮影したドキュメント作品。

 今津さんとは、旭川在住時代同じコミュニティにいくつか属していたと思う。しかし、ついに親しく話すことなく過ぎた方。
 今回の映画は、新宿と札幌と旭川の上映。新宿と札幌はすでに終了し、旭川の上映も先週で終わると聞いていたが、今週も上映があり、見ることができた。

 冒頭とラストをしめくくる宮島沼のマガンの圧倒的な映像を見ると、その撮影水準の高さと、何よりも大スクリーンで上映することの意味を知る。ぼくは映画館以外ではほぼ映画を観ないのだが、こうした映画館でなければならない映像へのクリエイターのこだわりに遭遇すると、心が激しく動かされる。
 ドキュメントだが、もちろん編集によって、繰り返し、テーマが呼び起こされるしかけになっている。
 瞬間瞬間をひたむきに生きる姿、それにしても、野生動物たちは採餌と子育てが、その人生のすべてなのだと、全てがそこに収れんされるということに、あらためて 気付かされる。
 次々と出てくる動物たちは、かつてぼくの身近にいたものたちであり、今もぼくの中にいるものである。

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 津川雅彦がナレーターとして参加しているが、最小限、ほんの数行。
 ほぼ、映像だけで語り続ける81分。
 これまで外国の動物ドキュメントには同様の圧倒的な作品がいくつかだけあったように思うが、日本の映画でこれだけの水準のものがあったかどうか・・・対象のスケールの大きさももちろん重要だ。北海道の自然は、圧倒的な存在感だ、と思う。あっという間の時間であった。
 上映館が極めて限られていることは、とてもとても残念だ。

 クレジットには、懐かしい名前がいっぱい!

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石川晋

Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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