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2017-04

【★★★☆☆今年の映画4本目 モアナと伝説の海】 - 2017.04.06 Thu

旭川市。永山シネプレックス。
うららを連れて。 最近好調のディズニーアニメ。
今作もちょっと大げさな展開だが、楽しかった。登場人物の関係設定はここ数作と同じ。 安心してみられる。

そこにいることと、挑戦することと。 まあ今の僕とモアナは同じような感じだが、僕には桃太郎みたいに戻る場所も動機もない点が、モアナと決定的に違うな。
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【★★★★★今年の映画3本目・・・聲の形】 - 2017.03.06 Mon

『どうらく息子』『草子ブックガイド』『夜明けの図書館』『銀の匙』『花もて語れ』『僕だけがいない街』・・・などに並べて、昨年までのぼくの教室に置いていたマンガの一つは『聲の形』でした。圧倒的な作品で、これをアニメ化するのは難しいだろうと思っていました。

昨年の下半期話題を三分したアニメ作品は、どうしても見ておきたかったのですが、聲の形は各地で上映が終わってしまい・・・新宿も立川も岡山もタイミングが合わず、もうダメかと思っていたところで、なんと・・・帯広で期間限定上映が・・・。

帯広シネマ太陽に、部活が終わって大至急出かけました。もう今日しか見に行けないと思ったので・・・。今日は学校では、中1の担任がはじめての「大人トーク」に挑戦し、盲学校からの盲目の講師をお呼びして、いい時間を作りました。それに背中を押された気もして、頑張って帯広まで。

ラストシーン。あまりにも素晴らしくて、絶句しました。
山田尚子監督、京都アニメーション、素晴らしいです。

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「君の名は。」「この世界の片隅に」。それぞれ全く違う筆致、全く違うコンセプト。全く違う方法・手段で制作され、アニメだというだけで横並びで論じることはもう無知をさらけ出すようなもの、ですね。三作品とも映画史に残る名画でした。
 が、後は自分の好みで言えば、「聲の形」が一番よかったです。
 ずうっとパーソナルな距離だけを描き続け、考えてみれば、きわめて近視眼的な風景視点で描かれ続けてきていた。それが主人公将也の世界描写だったんだということが、最後のパースペクティブな視点描写で、見ているぼくの問題として、提示される。そうか、ぼくも、また息を詰めてその世界の中に129分間、潜っていたのだと、わかりました。

少しだけ言葉を接ぐと、主人公もまた周囲の人々も、近代人としての相克を、登場人物が自ら懊悩する形で(見ている我々が、ではなく)表現していたのは、「聲の形」だけなのでは、と思いました。

【★★★★★今年の映画2本目・・・この世界の片隅に】 - 2017.01.25 Wed

 1月24日、浦河町大黒座で観た。
 この世界の片隅には、まさに世界の片隅の映画館で観たいと思っていた。ぼくは広尾町での6年間、何度も何度もこの映画館に通った。いくつも素敵な映画に出会った。べてるの家との出会いも含め、浦河町は、ぼくには特別な町である。

 旭川で旭川映画村の活動をしていた頃はシネコンの波が日本中を押し寄せ、既存の映画館が閉館に追い込まれる時期だった。
 ぼくらは旭川一の映画館旭川劇場の閉館のイベントとして、とっておきの映画を持ち寄り、朝から深夜まで映画を上映した。その一番最後の映画は、もちろんニューシネマパラダイスだった。ぼくはあの大きな映画館の最上階の席で、映画史に残るラストシーンを涙をこぼしながら観た。
 ぼくにとって映画とは、その時のシチュエーション・心持ちに、映画館の匂いもまたくっついて記憶されるものだ。基本的に、映画館以外では観ないものなのだ。

 北海道を離れるにあたって、この世界の片隅にを観るには、大黒座しかないのは、ぼくには必然だった。3時間の片道をかけて浦河まで行く。この日の観客は6名。

 それにしても、素晴らしい作品だった。テレビでは2016年はアニメ映画が好調な年だったと繰り返し報じるのだが、ばかげていると思う。すでにアニメか実写かを分けて考える状況ではなく、クリエイターの世界観を作品として表現しきるものであり得ているかということになるのだろう(妖怪ウォッチがアニメと実写の融合による映像であったのは、そういう意味では、状況をわかりやすく説明しているともいえる)。
 個人的には、やはりすずさんの身の上に起こる出来事に、うららのことを重ねざるを得なかった。
 戦争との関わりは、やはりぼくには、どこまでも極私的で十分だと、そう思えた。
 この作品の命は、結果的には、のん(能年玲奈)をアフレコに起用した、作品成立上最大の冒険(映像的に特別に新しい作品なわけではない、構成的にも、だ)が、圧倒的な現実感につながったことに尽きると思う。これはもう、すごいのだ。観てほしい。観れば、わかる。

 全編、ぽろぽろと頬を流れ落ちる涙をぬぐいつつ観た。大黒座は静かに涙を流すのに、とてもいい場所だ、と思う。
 車に戻ってから、抑えられず、声をあげて泣く。
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 人生には、選ばなかったいろんな可能性がある。一見に何物にも抗うことなく、すべてを受け入れていくように見える人生さえ、あまりにも多くの選ばなかった何かと隣り合わせに、その選ばなかったものことの厚みを加えながら、人は生きる。
 ぼくのように、流れに抗い、自分で無茶に道を変え続けようとするものには、どんな恐ろしい結末が待っているのだろうな。

 アニメか実写かという議論は無意味だと前に書いたが、昨秋からどうしても見たい作品はアニメばかりであった。
 晩秋に、君の名は。を観、本作をようやく観、後は、上映が次々と終わっていく、聲の形が一本、残ってしまった。観られずに、終わってしまうのだろうか、惜しいなあと思う。

【★★★☆☆今年の映画1本目・・・妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!】 - 2017.01.04 Wed

 ぼくは映画をテレビでもDVDでも一切見ません。と言いつつ、早速3日にラブライブをついつい見たわけだが、そういうことはほぼない。昔から映画は映画館で観るものと体で知っている。自主興行に関わった時間も長かったから、シネコン全盛以前の映画館もよく知っているし、映画が、そういう「小屋」の匂いとくっついているものだ、とも思っている。
 一番たくさん映画を見たのは中学校2年生。年間120本ほど、映画館で観た。当時は2本立て3本立てが普通の時代だったからこそ可能だったわけだが・・・。

 今年は多分、中学校以来、そして自主興行に関わった時期以来、数年ぶりにたくさんの映画を観る予感がする。
 その第一弾が、映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!だったわけである(笑)。
 うららさんと・・・。

 さて、この作品、実写との組み合わせということで、いろんな噂が飛び交っていたのだが、実写パートの特に前半のスピード感のなさにやや失笑しつつも、まずまずよくできていると思った。安易な実写化ではなく、キャスティングのおもしろさにも十分に気配りしつつ、そもそも実写パートの必然性を前提とした脚本にも好感が持てた。
 なによりも、ぼくのつぼと全然違うところで、ぎゃははと下品に笑ううららさんの喜びようを見て、十分な作品になってるじゃないかと感心したのだった。
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 結構きっちり楽しめました。
 冬に第四弾やるらしいです。

 今日は亡くなった母の誕生日だ。

若松孝二監督が亡くなった - 2012.10.18 Thu

 先日、交通事故にあったという報道があったが、意識もあるというようなことだったが、今朝亡くなったことを知った。ぼくが映画をほとんど見ない数年を過ごしているうちに(ぼくは映画は映画館以外では一切見ない)、大切な監督が一人亡くなってしまった。

 今朝はうららが何度も何度も絵本をせがむので、さすがの絵本好きも「咳の子のなぞなぞあそびきりもなや」(汀女)を思い出しながら、何度も何度も『しろくまちゃんのホットケーキ』を読む。

 ジョルジュ・ジョルジェスクとブカレスト・エネスコ・フィルのベートーヴェンの全集を手に入れて、朝から聴いている。
 快速、明朗。そしてなんとも言えぬ懐かしい東欧の田舎くさい響き。まだ2枚ほどしか聞いていないが、なんだかほっとする。

ベートーヴェン:交響曲全集 ジョルジュ・ジョルジェスク指揮ブカレスト・ジョルジュ・エネスコフィルベートーヴェン:交響曲全集 ジョルジュ・ジョルジェスク指揮ブカレスト・ジョルジュ・エネスコフィル
(2012/09/30)
ベートーヴェン、 他

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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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