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2018-02

【固定記事:2018年度の講師依頼など ぜひお声掛けください】 - 2018.12.31 Mon

【みなさん、ぜひお声がけください。おうかがいします】

 2018年4月から2019年3月まで、さらに一年間、校内研修支援、飛び込み授業依頼、民間研修講師、その他講演・講座をお引き受けしていきます。お声掛け、お力添えください! おかげさまで、下記のネットワーク集会や理事長訪問予定の前後に、周辺の地域で次々学校研修支援や小さなk研修会の要望が上がってきています。ありがとうございます。
 国語授業、教室読み聞かせ、合唱指導、教室観察と教員とのメンター的関わり(これは教科領域を問いません)、校内研修講師、校内研修デザインとファシリテーションなど、要望に応じて対応します。
 現在まで、定点観測でメンターとして入ってほしいという要望が数件。
 校内研修を通年でファシリテーションしてほしいという要望も数件。民間研修会講師、NPO関連の依頼も多数いただいています。
 ありがたいことです。まだまだお引き受けできます!

 2017年は4月に東京に出てきて、これまでつながりのなかった方々ともたくさん知り合うことができました。お声がけくださったみなさんに本当に感謝しています。具体的には主に、小学校から支援学校や大学までの職域に入り、授業を継続的に観察させていただいて授業や学級づくりについて対話をさせていただいたり、実際に授業をしさせていただいたり、研修講師をさせていただいたりしてきました。また、私の一番の関心ごとでもある校内研修のファシリテーションをさせていただいたりしていました。民間研修会も少しだけですが参加させていただきました。

 2018年度ももう一年は、今年と同じように様々な職域に入り、いろんな学びの現場に関わりたいという願いを持っています。その後2019年の4月からは、小学校か中学校に戻るつもりです。

 さて、そこで、今年は各学校に入るルールや、研修会講師について、おおよそのルールを決めて動きます。
 民間教育研修についてのルールと学校支援に関するルールです。
 これまでお世話になってきた学校については、個別に担当の方にお話をさせていただいています。
 まあ、簡単に書くと、東京から現地に赴いて(北海道にも頻繁に戻っていますので北海道起点でもOKですが)、赤字にならなければいきますよという感じですが、少し詳しく下記に書きます。

①関東圏と北海道については、交通費などをあまり考えず薄謝(数千円程度)で結構です。
②その他の地域については、交通費(一番安い設定で結構です)と若干の謝礼(数千円程度)で結構です。
③宿泊を伴う地域の場合は、安い宿代程度をご負担いただけるとうれしいです。
④もちろんいくつかの学校で連続的に呼んでいただいたり、土日の研修会との組み合わせを考えていただいて経費を合算するなど、工夫していただくのは大歓迎です。
⑤民間の教育研修会講師については、上記のルールに準じて個別に相談させてください。内容によっては、財政的な裏付けがなくてもお伺いする場合もあります。今年もそうでした。
⑥いずれにしても、個別に具体的なご相談をさせてください。

 実は、授業づくりネットワークの研修会が全国で10回程度開催予定です。今のところその全てに参加します。これは、全国北海道から九州まで予定しています。今のところ下記の日程(あくまでも予定)です。

①4月7日土 東京
②6月10日 北海道:江別
③8月18-19日土、日 京都
④9月1日土 北九州
⑤9月8日土 新潟
⑥10月27日土 名古屋
⑦11月17日土 広島
⑧11月25日土 大阪
⑨12月1日土 三重
⑩2月23日土 岡山
⑪3月16日土 仙台

 また他に理事長訪問集会を20回前後開催予定です。こちらは北海道から沖縄までの予定です。
①4月14日土 理事長訪問①高松
②4月21日土 理事長訪問②稚内
③4月28日土 理事長訪問③大阪
④5月12日土 理事長訪問④富山
⑤5月13日日 理事長訪問⑤新潟
⑥5月19日土 理事長訪問⑥網走
⑦6月9日土  理事長訪問⑦名寄
⑧6月23日土 理事長訪問⑧和歌山・紀伊田辺
⑨7月7日土  理事長訪問⑨熊本
⑩8月11日土 理事長訪問⑩神戸
⑪9月22日土 理事長訪問⑪沖縄
⑫9月24日月 理事長訪問⑫鹿児島
⑬10月13日土 理事長訪問⑬山形
⑭10月14日日 理事長訪問⑭水戸
⑮10月28日日 理事長訪問⑮静岡
⑯11月3日土 理事長訪問⑯釧路
⑰11月10日土 理事長訪問⑰甲府
⑱11月23日金 理事長訪問⑱徳島
⑲12月2日日 理事長訪問⑲四日市
⑳12月8日土 理事長訪問⑳米子
㉑12月15日土 理事長訪問㉑紋別
㉒1月12日土 理事長訪問㉒青森
㉓1月14日日 理事長訪問㉓函館
㉔2月9日土  理事長訪問㉔帯広
㉕2月24日土 理事長訪問㉕広島
㉖3月17日日 理事長訪問㉖札幌

 こうした会と日程を組み合わせることで、旅費なども浮くので、呼びやすい条件が揃うと思います。まずは心配なく、ご希望がある場合は、ノープランで結構ですので、お声がけください。
 お声がけは、メッセージまたはメールでくださいますようにお願いいたします。
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教師教育メールマガジン67号、池田修さんです! - 2018.02.20 Tue

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メールマガジン「教師教育を考える会」67号
           2018年2月20日発行
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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教師は、問題解決型学習を通して成長する
 京都橘大学発達教育学部児童教育学科教授/明日の教室代表
 池田 修
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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 67号は、池田修さん(京都橘大学発達教育学部児童教育学
科教授/明日の教室代表)。都内の中学校でのディベート実践
で広く知られ、和田中を経て、関西ですぐれた現場人を育て続
ける方、です。               (石川 晋)
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 春に教師教育についての原稿を引き受けた。
 (まぁ、私の掲載は来年のことだし、何かそれなりのことは
書けるだろう)と思って引き受けた。

 ところが、これがまぁ思い浮かばない。
 何かひとまとまりのことをまとめて書こうとするのだが、ど
うにも書き始められない。浮かばないまま、石川さんからそろ
そろ原稿をお願いしますという連絡がきた。ここからわかるこ
とは、一年間の時間の流れは早いということだ(^^)。

 教師の成長について、少し書けそうな気がするので書きます。



 大学で教員養成に関わる様になって、12年目が終わる。私
は中学校を6年単位で移動していたので、そう考えると2校目
が終わるということになる。中学校の時で考えるとこの先に転
勤した学校で、大きく指導観を変えることになっていったのを
思い出します。12年もやっていれば、自分の指導観、授業観
はそう変わるもんでもないんじゃないかと思っていたが、変
わった。例えば、教師の仕事を授業に絞ったとしてもそれは言
えると思う*1。

 それまでの私は、勉強はできるできないというのは、やった
かやらないかの問題であるというように考えていることが多
かった。実際、やらねばできないのだからそうだとは思う。し
かし、次に行った学校は、やりたくてもやる環境や条件のない
子供たちが、たくさんいた。

 そうだとすれば、私の「勉強はできるできないというのは、
やったかやらないかの問題である」という基本的な考え方は変
えなければならない。家よりはマシということで学校にいる生
徒たちではありました。でも、せっかく来ているのだから、50
分の授業の中でなんとかして力をつけられるように授業を組み
立てるにはどうしたらいいのだろうかと考える様になりました。

 具体的には、勉強を必要としていない子供たちに迫るために
は、必要性のカードで授業を組み立ててもダメで、興味関心の
カードで組み立てるべきだし、教師の説明で授業をするのでは
なく、生徒の活動で授業を組み立てることが大事。また、学習
させるのではなく、学ばせるのだという様に授業のデザインを
変えていった。それが「国語科の授業を実技教科にしたい」と
いう私の信念を強化するものになっていった*2。

 何が言いたい。
 教師の側が持っている授業観や指導観は、児童生徒に依拠し
ていて、そこが変わると根本的に変わってしまうことがあると
いうことである。つまり、その都度バージョンアップしていく
必要があるということなのだ。理念や理論は、大事だ。指導が
ぶれなくなるし多くのことを予測できる。しかし、目の前の子
供達を受け入れ、その事実に基づいて授業を作っていくのは、
担当している教師なのだ。



 私は、教師の仕事の授業づくりの仕事も、つくづく「問題解
決型の学習」だなあと思っている。
 確かに学習指導要領があって、教える内容は定められている。
教科書もある。しかし、授業を作る時に根本になるのは、学習
者である児童生徒である。

 今、中学校の国語の教科書を作っていて思うのは、授業をす
るのとは本当に違うということ。教科書を作る時は、日本中の
中学生の姿をデータで分析しながら、このような感じという中
学生像を作って、そこに向けて教科書を作る。その中学生像は、
私が描いている中学生像とずれることもある。ではあるが、そ
の中学生像に合わせて作る。

 しかし、授業は違う。目の前にいる児童生徒に向けて作る。
もう少し言えば、児童生徒の実態に合わせて作る。この内容を、
この児童生徒に、どのように教えるたらいいのだろうかと考え
る。それは、まさに問題解決学習だと思うのだ。



 私は、趣味が料理ということもあって、あれこれやるのが好
きだ。いや、ひょっとしたら最近思うのだが、私の趣味は料理
ではなく、あれこれすること。つまり、試行錯誤が趣味ではな
いかと思うぐらいあれこれやるのが好きだ。料理をしながら試
行錯誤の基礎トレーニングをしているとも言える(^^)。

 料理は、食材が仮に同じで同じように作っても、食べる人の
体調や好みで美味しいか美味しくないかが決まる。また、食材
がそんなに良いものでなくても、腕があれば美味しい料理にな
る。日本イタリア料理協会会長の落合務さんは著書『落合務の
パーフェクトレシピ』(講談社)の中で以下のように述べてい
る。

------

 最近はもしかしたらご家庭のほうが、僕たちよりも、もっと
いい食材を使っているかもしれないんです。プロはコストを下
げることも考えなくちゃ行けないから。で、その分、僕たちは
腕を使っているわけですね。
 どんなにいい食材を使ったところで、結局は「腕」なんです。
「腕」がなければ、せっかくの高級地鶏も美味しく焼けません。
その「腕」とは何かといえば、「経験」「知識(=理屈)」
「技術」、この3つです。「経験」と「技術」、これはもう実
践あるのみ。繰り返し作ることです。でもそれも、ただ作れば
いいってもんじゃないくて、そこに「知識=理屈」が加わるか
どうかで、料理の上達はまったく違ってくる。p.3

------

 この指摘は、授業を作っていくときに大きな示唆を与えてく
れているなあと思うわけです。素材とは、教科書のことでしょ
う。同じ教科書を使ったって、授業には差が出る。いい授業と
悪い授業。その差は、「腕」なんだと自覚するかどうかは、そ
の後の教師の成長にとって、とても大きい。

 うまくいかないのを、子供や親や地域や時代のせいにするの
は簡単。しかし、それは何も解決しない。それは今あなたの学
校だけで言えることではなくて、どこでも同じようなもの。だ
からこそ、わが「腕」なのだと自覚して、やっていけるかどう
かが大きい。

 それに店は、美味しくなければお客さんは次は来ません。し
かし、授業はいい授業でなくても子供達は来てくれる。つまり、
腕を磨くチャンスが与えられ、経験ができる環境にあるわけで
す。しかし、これを生かす人と生かせない人がいる、というこ
となのだと思います*3。



 話を元に戻します。
 問題解決型の学習でした。

 目の前にいる子供たち。
 この子供達が抱えている問題をどう解決してくれようぞと
思って授業を作っていく日々を送るか、送らないかでかなり変
わるでしょう。

 何が変わるのでしょうか。
 それは、教師自身の成長がです。
 子供達の、つまらなさ、わからなさ、出来なさに付き合って、
それをどうやって面白い、わかった、できたに変えていく授業
を作って行けたとき、教師は自らを成長させたという「ご褒美」
をもらえると思っています。

 子供達を伸ばそうと試行錯誤していたら、子供達が伸びて来
たら、結果的に教師は成長していたということになっているの
だと思っています。
 研究会に出て刺激を受け、本などで知識を得て、子供達に関
わって試行錯誤する。その結果、教師は現場で成長するのだと
思っています。



 私もこれからもまだまだ、試行錯誤し続けていたいと思いま
す。
 試行錯誤はそもそも楽しいし、「ご褒美」も欲しいですし(^^)。


*1 ちなみに、授業に関しては以下の4人はこのように述べてい
る。

-藤岡 信勝-授業の4レベル。-「教育内容」「教材」「教授行
為」「学習者」(藤岡信勝『授業づくりの発想』1989年、
日本書籍)

-宇佐美 寛-授業とは、何か(A)を与え、何か(B)を隠し、
何か(C)を問い、何か(D)を考えさせ、何か(E)を認識さ
せるコミュニケーションである。このA-Eを計画しなければな
らない。(『大学授業入門』東信堂 2007年)

-野口 芳宏-向上的変容を保障する。
(名著復刻『授業で鍛える』明治図書 2015年)

-有田 和正- 授業とは,「これだけは,なんとしても教えた
いというもの」を,子どもが「学びたい,追究したい,調べた
い」というものに「転化」することです。(「『考える子ども』
を育てる社会科の学習技能」明治図書 1994年)

 その通りだと思う。(ちなみに大学生に紹介すると一番人気
は有田先生の説明だ)

*2『スペシャリスト直伝! 中学校国語科授業成功の極意』(池
田修 明治図書)に詳しい。

*3 ただ、最近特に気になるのが「○○スタンダード」という
言い方で、市町村の教育委員会や学校単位で、教え方を統一し
ていることだ。確かに、初任者などは一定の授業づくりの雛形
があることでやりやすいということはあるだろう。

 しかしこれには2点問題がある。一つは、授業者の試行錯誤
が制限されることだ。スタンダードづくりに関わっていれば問
題は減じられるが、そこにあるスタンダードをその通りにやれ
ということであれば、試行錯誤は生まれない。考えない教師に
育つ。

 もう一つは、教え方がスタンダードということで統一される
と、児童生徒の学び方も統一されることになる。つまり、「正
しい一つの」学び方を受け入れなければならなくなる。学び方
はその子供によって様々で、豊かである。これが制限されてい
て深い学びが実際に行われるとは考えにくい。
==============================================
 池田さん、ありがとうございました。
 今池田さんが考えていらっしゃることがよくわかる論考だな
あと思いつつ読みました。
 「店は、美味しくなければお客さんは次は来ません。しかし、
授業はいい授業でなくても子供達は来てくれる。つまり、腕を
磨くチャンスが与えられ、経験ができる環境にあるわけです。
しかし、これを生かす人と生かせない人がいる、ということな
のだと思います」・・・ぼくはどうかな、生かす人であれたか
な。もし少しは生かす人であれたとしたら、そうでない人との
違いはなんだろうなあ、そんなことを考えました。この部分へ
の池田さんの注が、「授業スタンダード」についての記述であ
ることは、とても示唆的だと感じます。

 次回、2月23日金曜日、金大竜さん(大阪市立新高小学校
教諭)。あいさつ自動販売機の実践で一躍広く知られた若手教
師。中堅に差し掛かった今も、試行錯誤を続ける実践者です。
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メールマガジン「教師教育を考える会」
67号(読者数2630)2018年2月20日発行
編集長:石川晋(zvn06113@nifty.com)
登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html
(まぐまぐ:教師教育を考える会)
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アルバムトップ10発表を休止して - 2018.02.20 Tue

 1988年から書き続けてきた個人通信は現在1600号ほどになる。
 30歳までの約10年で、ストップモーション授業検討方式の授業記録を80本書いて、全国の読み手に郵送していた。
 以後も量は減ったが、コンスタントに出していたが、この15年ほどは年間2、3号がせいぜいになった。
 それでも年末の、その年のぼくにとってのアルバムベスト10だけはこの媒体で発表していたのだが、それもこの12月、遂に配信するのをやめた。
 いろんな事情があるのだが、一つは、もう長いこと、チャートも、いやポップミュージックそのものが、ぼくが生きている時代を反映できていないという感覚があるからだ。ポップミュージックを取り巻く様々な状況自体は、いろいろなことを反映している。しかし、肝心のコンテンツ自体はどう説明づけられるのかよくわからない・・・そういう感覚だ。

オリコンチャート改革

 オリコンがやっとチャート改革をするのだという。
 古いコンテンツは沈みゆく船だ、古い尺度も。
 わが身を顧みる。

 

あさひかわ新聞、日本教育新聞の原稿完了 - 2018.02.19 Mon

 あさひかわ新聞の3か月に一度くらいやってくる絵本の紹介原稿。
 そして、日本教育新聞の不定期でやってくるQ&Aの原稿。
 ともに完了。
 武蔵大学の研究紀要の最終稿が届く。明日見なくてはなるまい。
 授業づくりネットワークの新年度号の原稿が次々挙がってきた。
 自分の原稿、他の方の原稿、、たくさんの原稿を読まなくてはいけない。

 教師教育を考える会メールマガジンの原稿も、入稿いただいたものから順次編集。
 この一週間でどうしても仕上げたい原稿に、明日から手をつけられるだろうか。
 明日は朝、ネットでの打ち合わせもある。

18.3.24 授業づくりネットワーク仙台集会の案内です - 2018.02.18 Sun

【シェア大歓迎】

授業づくりネットワーク仙台集会の申し込みはこちらです ↓
http://www.kokuchpro.com/event/b6638d3621e3748ed741ac2aed95f0e6/

・もっと聞いていたかったです。神吉先生や田中先生の話をききながら、自分の実践や周りの参加者の方との交流を通してたくさん考えたくさん振り返ることができました。「どんな教室がいいのか」自分なりにもっと考え続けていきたいと思います。
・普段、ゆっくりと物を読む時間を作れていないので、このような機会があってよかったです。時間が足りないぐらいもっとほしいと思うぐらい、集中できて楽しい学びになりました。
・10分間の提案、そして田中先生、神吉先生の学級を読んだり、授業技術について話を聴く中で「深く読む」「深く掘る」とはどういうことかについて考えさせられました。一人で読むだけでなく本人から話を聴いたり、他者を介在してより広い解釈をしたりする中で、こうやって、深く学ぶことができると思いました。
・週はじめから、実践の記録をつけていこうと思います。

3月24日、仙台で「次年度の授業・教室づくりを考える」研修会を開催します。授業づくりネットワークの今年度最後の集会です。私たちは30年間、「異質な者同士の学び合い」を掲げて活動してきました。
そして私たちが今大切にしていることは、

①テーマやトピックを基本に集会を創る
②参加者がそれぞれの現場で学び続けられる考え方と方法を共有する
③ビッグネームで人集めをしない(提案者にビッグネームがいることももちろんありますが、それを前面には出さない)
④キャンセル料はいただかない、公式な懇親会も設定しない
などです。

今回も、特別な提案はありません。でも、参加した後、みなさんの日常を一人ひとりが間違いなく変えていける手がかりをお渡しできます。
教育にも子育てにも「魔法」も「正解」もありません。私たちは「魔法」や「正解」を提案できませんが、みなさんの日常と共に考える場を提供します。
初めての方々も、ご心配なくいらしてください。

冒頭は、2月の北九州集会の感想からのご紹介でした。
授業づくりネットワーク仙台集会

2月前半を振り返る・・・”見よ、飛行機の高く飛べるを”の感想も少し - 2018.02.17 Sat

 今年度は初夏以降、ほとんど自分の動向を書いてこなかった。
 2月の前半を書き残しておくことで、毎月の様子を、ここを読んでくださっている方々にも伝わるようにしてみようかなと思う。

 1月末は関西で複数の現場に入っていた。
 その後、2月2日に北九州入り。3日は授業づくりネットワーク北九州集会。4日は授業づくりネットワーク理事長訪問in鹿児島。5日は小金井市立前原小学校で授業案検討。9日は国立市立国立第一中学校で授業参観。その後午後から御茶ノ水で次号の授業づくりネットワーク誌のための岩瀬直樹さんとの公開対談。その後懇親会を経て、場所を移して、某所で某官庁キャリアと少しだけ懇親。10日は品川区立日野学園に年間で継続的に入った2年生の学習発表(読み聞かせ・読書活動・群読などを組み合わせた素敵なステージ!)参観、午後はTeach For Japanの新規フェローの支援。13日は立川で青年の就労を支援するNPOとの顔合わせ。そして16日が小金市立前原小学校の校内研修支援。
 こうした日程の合間に、北海道に行ったり、オーケストラを聴いたり、美術館を観たり、芝居を観たり。

 ずうっとこうした日常を続けている。

 いくつか見たものの中で、一番強い印象が残ったのは、14日の夜に、池袋のシアターグリーンBox in Boxで観た劇団ことのはBOX”見よ、飛行機の高く飛べるを”。

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 ぼくは同名の一節を含む石川啄木の詩がとても好きということもあり、初日に見た。今をときめくはるかぜちゃんが客演しての芝居だが、これは、心が動かされた。闇夜の明治女子たちの語らいの場面などでの春名風花の朗読が、さすが声優としての腕を見せて、素晴らしい。このための春名の起用なんだなという起用の必然性もうかがえた。 
 何よりも、本がいい。明治の若き女性たちの生き方を描きながら、まさに「今」を描く本なのである。「学校」で長く「暮らしてきた」ぼくには、胸が痛くなるほどの場面が、刺さってくる言葉が、次々と。また、女教師役の新田えみは圧倒的な演技だった。
 難点を言うと、ワンセットで通される中で、場面をつなぐ仕掛けとしての音楽が重要なわけだが、これがどうにもいただけない。ここ、ちょっと残念だ。

 

2018.2.17小金井市立前原小学校の校内研修をデザイン&ファシリテーションする - 2018.02.17 Sat

 小金井市立前原小学校の校内研修の講師として、2月17日、学校へ向かう。

 今回は研究主任でもある蓑手さんの授業。小学校6年生<総合的な学習の時間におけるプログラミング授業を通して・・・単元「ロボット(AI)ってなに?」>というテーマで、ロボホンのAI思考を探究する授業。授業検討の段階から高学年団の打ち合わせに入れていただいた。
 当日の大まかな流れは下記の通り。実際には現場で大きく変わったので、備忘録程度に。

13:30~14:15 6年1組で研究授業
14:15~14:25 けやきルームへ移動
14:25~14:30 ヒット&ブローゲームのルールを掲示物で確認
14:30 簡単なご挨拶
14:35 ~ 14:50 テーブルごとによる授業の振り返り
14:50 ~ 15:10 再現授業
15:10 ~ 15:25 再現を通して感じていたことを、話し合う
15:25 ~ 15:45 私と蓑手さんと学校長による鼎談
15:45 ~ 15:50 各自で自分の授業改善の方向を考える SchoolTact活用

 今回の肝は、蓑手さんが、写真のように4時間の中で、子どもたちが、スクラッチ「も」使いながら、トランプを使ったり、紙ベースで考えたり、ヒット&ブローゲームの構造を体験的に考える中で、課題に迫っていくという『学び合い』の構造の授業にチャレンジしたことである。

P_20180216_134005_vHDR_On.jpg

 先生方には、検討会で、その授業を授業者によって再現体験していただき、それから学習者としての実感を話し合っていただく。そして、授業者と学校長である松田孝さんと私との鼎談で、前原が目指す授業の形についてバチバチ話し合うという流れだった。
 渡辺貴裕さん&岩瀬直樹さんの対話型模擬授業検討に学び、自分の得意でもある対話の力に委ねてみる形での研修デザインだった。

 前原小の訪問は通年で6回。
ぼくの仕事は、校内研修のデザインとファシリテーションである。先生方とも濃密な時間を過ごすことができた。外から入ってくるぼくを、丁寧に迎え入れ、ぼくの提案をしっかり受け止めてチャレンジしてくれる素敵な学校だった。
 最後の鼎談は、個別化・個性化の問題に代表される授業像のこと、プログラミング教育が目指すもの、評価の問題などをバシバシと話し合った。普段は研修部内や学校長を交えた数名の人間の中で話されがちな、少し難しいが全校の先生で考えておきたい話を、公の場で話す。オープンソース化は、大切なキーワードであると思う。これもチャレンジだったが、年度の最終の訪問ということも考え合わせると、とても意味のあることだった。懇親会でのみなさんとの話や、帰りの電車での蓑手さんとのやり取りの中で、感じることができたことだった。

 今年一年方々で校内研修支援をしてきた。
 書き残していく意味を、少しずつ自分でも感じ始めている。


教師教育メールマガジン66号、渡辺貴裕さんです! - 2018.02.17 Sat


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メールマガジン「教師教育を考える会」66号
           2018年2月16日発行
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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演劇的手法と教師教育とを架橋する実践的研究/研究的実践
 東京学芸大学教職大学院准教授、学びの空間研究会主宰
     渡辺 貴裕
http://www.mag2.com/m/0000158144.html
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 66号は、渡辺貴裕さん(東京学芸大学教職大学院准教授)
です。対話型模擬授業検討会、演劇的手法を生かした授業改善
など、注目の提案を続ける実践的研究者です。  (石川 晋)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 私は、演劇的手法を用いた学習を専門とし、日本やイギリス
での理論と実践の蓄積をもとに研究を進めてきました。教師や
演劇関係者向けの各種ワークショップなどの実践も行ってきて
います。一方、教師教育の分野でも、「対話型模擬授業検討会」
の取り組みなど、実践的研究を行って発信してきています。
 しばしば尋ねられる問いがあります。「なんで違う分野のこ
とをやってるんですか?」、「自分のなかでどんなふうに折り
合いを付けてるんですか?」。
 私のなかでこの2つは、別個のものという捉えではありませ
ん。また、単に「教師が授業で演劇的手法を使えるようにする」、
あるいは、「教員養成や教員研修を演劇的手法を用いて行う」
といった結びつきにとどまるものでもありません(それらはそ
れらで大事だと思いますが)。むしろ、その核となるアイデア
の部分で、両者は私にとってより内在的な結びつきをもったも
のです。今回はそれについてお話ししたいと思います。

 演劇的手法の活用に関する私の関心は、従来言語的なやりと
りが中心であった学校での学びを、身体の感覚と空間の力を
使ったもの、想像力が働くものへと変えていく点にあります。
演劇そのものの学校教育における普及といった点にあるわけ
ではありません。
 その際私が大事にしてきた発想は、頭で先に考えておいてそ
れをやってみせるのではなく、やってみて感じること(架空の
世界の中で動いてみて感じられること)を大事にしよう、とい
うものです。従来の「動作化」や「劇化」では、あらかじめ登
場人物の心情なり状況なりを解釈しておいて、表現の工夫を考
えてみて、それを実施するという流れがとられることが一般的
でした。その場合、身体は動かす対象となり、身体が動き身体
で感じるという側面がおろそかになりがちになります。けれど
も本来は、身体は、空間や他者とのかかわりのなかで、そこで
実際には生じていない架空の出来事を生み出しそれを実際に起
きているかのように経験できる力を持っています(例えば、架
空の縄で大縄まわしをする「エアなわとび」などするとこのこ
とがよく分かります)。日本の鳥山敏子氏の「なってみる」の
実践にせよイギリスのドラマ教育のさまざまな蓄積にせよ、身
体のこうした力に依拠し、架空の世界の中でふるまって感じる
ということを大事にしてきました。これをふまえ、私は、「動
いてみることによる気づき」や「表現と理解の相互循環」を可
能にするための演劇的手法の発想やそのための仕掛けについて
探究してきました。

 一方、教師教育において、私は、教師や教師を目指す学生が、
実践を仲間と共に生み出したり実践を振り返ってそこから学ん
だりする機会をどのようにして充実していけるかという課題に
取り組んできました。学校での授業検討会でも大学での模擬授
業検討会でも、そこでのやりとりは、しばしば、参加者がもと
もともっている授業や教材に対する考え方のぶつけ合い(持論
の応酬)になりがちです。「○○というやり方はよくないと思
う。なぜかというと、…」、「いや、こういうやり方はこれこ
れの観点から必要なのであって…」、「この教材では○○を教
えるべき」、「いや、この教材ではやはり…」といった具合で
す。ここでは、実際にその場で起きたことを大事にするという
発想が欠けています。また、状況の中に入り込まず外から三人
称的スタンスで述べる形になっており、それは、助言する─さ
れる、評価する─されるといった、授業者とそれ以外の参加者
との非対称的な関係も招きます。せっかくその場でしか起きな
いことがそこで起きているのに、また、人間にはそれを自分の
身体でもって感じる力をもっているのに、もったいない話です。

 こうした状況を変えていくべく、私は、授業の検討会の改革
に取り組んできました。例えば、2013年度の途中から着任した
東京学芸大学教職大学院では、その後のカリキュラム改革の取
り組みのなかで、同僚の先生方と共に「対話型模擬授業検討会」
を生み出してきました。これは、学生が行った模擬授業を互い
に評価したり拙速に改善策を提案したりするのではなく、授業
者あるいは学習者としてその授業のなかで感じたり考えたりし
たことを出し合い、出来事の意味を掘り下げて、さまざまな可
能性を考えていくものです。(理論的には、オランダの教師教
育学者コルトハーヘンのALACTモデルが一つの土台となっ
ています。この取り組みの詳細については、渡辺貴裕、岩瀬直
樹「より深い省察の促進を目指す対話型模擬授業検討会を軸と
した教師教育の取り組み」『日本教師教育学会年報』第26号、
2017年9月、136-146頁を参照してください。)

 また、学校現場でも、教師が自分の感覚を大事にし、起きた
出来事とそこで感じられたことのフラットな関係での交流を大
事にするような、授業前あるいは授業後の検討会に取り組んで
きました。
 例えば、事前の検討会の場合、授業者が用意してきた指導案
を前に「ああすればよい」「こうすればよい」を言い合うので
はなく、子どもが行うことになる学習活動を部分的にでもその
場で一緒にやってみて、そこでの心の動きや頭の働き方を互い
に出し合って、教材や展開について考えたり作りかえたりして
いきます。また、事後の検討会の場合、授業で起きた出来事
(特に子どもの姿)を見取ることを大事にするのはもちろんで
すが、それに加えて、学習活動のプチ体験を入れたりします
(例えば、授業の中で子どもたちがペアで「インタビューゲー
ム」をしていたのなら、それを参観の教師たちも体験してみる)。
そこでの自分たちの心の動きや頭の働き方をも手がかりにしな
がら、授業について考えていきます。
 教師が子どもの学習活動を自ら体験してみるというと、子ど
もじみたこと、「お遊び」的なことと(これらの表現もヘンな
感じですが)と思われるかもしれませんが、これまで実際に小
学校から高校までさまざまな学校で試してきた経験からすると、
これのインパクトはなかなか強力です。検討会での教師間のや
りとりのありようが変わります。以前だと「これはやっぱり最
後○○にもっていかないと」など対立的なコミュニケーション
になってしまっていたのが、「自分でやってみたら○○と感じ
て、もしかすると授業中の子どもも、○○だったのかも」、
「私は○○に気付いたんだけど、…」などと、対話的なコミュ
ニケーションになったりします。これは、同時に、授業を第三
者的に評価したり改善策を出したりするのではなく、また、誰
か偉い先生が言っていたり上から指示されたりしていることに
ただ従って授業をつくったりするのではなく、自らの学び手と
しての感覚(「学び手感覚」)を活性化させながら授業につい
て考えていく立ち位置への変化をももたらすことになります。

 授業の検討会におけるこうした試みで大事にしてきた発想は、
演劇的手法のほうで大事にしていたものと共通しています。第
三者的に外から眺めるのではなく状況の内に入り込み、そこで
起きることを大事にすること、自分の感覚を働かせて感じたり
考えたりして、その交流から気付きを得ることなどです。私に
とっての、演劇的手法と教師教育との内在的な結びつきです。

 私が研究協力者として関わってきた京都府八幡市立美濃山小
学校における、授業における演劇的手法の活用への全校での取
り組み(平成29、30年度京都府教育委員会「学力向上システム
開発校」指定 :「表現活動を取り入れた主体的・対話的な授
業の創造 ~表現しながら理解を深める学習者を育てる~」)
では、演劇的手法と教師教育という2つのテーマを統合的に追
究してきました。研究主任として同校の校内研究を率いるのは、
私の古くからの研究仲間でもある藤原由香里先生です。

 同校の先生方は、それぞれの教室で演劇的手法の活用に取り
組まれるわけですが、「こういう手順で授業を進めましょう」
という固定的な型があるわけではなく、またそれの開発を目指
しているわけでもありません。「ホットシーティング」「静止
画」「心の声」など演劇的手法の各種技法に学びながらも、そ
れを機械的に適用するのではなく、授業の事前検討会では先生
方が実際にその活動をやってみること、事後検討会でも授業で
子どもたちが行っていた活動を部分的にでも体験してみること
を大事にして、何が目の前の子どもたちにとって良いやり方か
を考えていきます。こうした取り組みを続けてきた結果、今で
は先生方の間で「やってみないとわからんね」が合い言葉に
なっていると藤原先生は言います。
 このように、状況の中に入って動いてみる、そこで感じたり
考えたりすることを大事にするといった、子どもたちに対して
求める学び方を教師自らが実践しています。こうした「同型性」
が同校の取り組みをダイナミックなものにしており、そこで原
理として機能しているのが、本稿で見てきたような演劇的手法
と教師教育との共通要素です。

 先日1月31日に開かれた同校の公開研究発表会はとても興
味深いものでした。低中高3クラスの授業公開もそれぞれ面白
いものでしたが、とりわけ特徴的だったのは全体会の運営。研
究の概要を紹介する「研究発表」は、研究主任が一人でプレゼ
ンソフトを使って説明していくといった形ではなく、教員総出
での寸劇入り。演劇的手法の技法を実演したり、研究を進める
なかで起きた出来事の再現シーンを演じたりしました。外部講
師(私でしたが…)の講演も、いわゆる講演ではなく、参加者
が実際に「ホットシーティング」などの技法を体験してそこで
感じたことを出し合うワークショップ的な活動を交えて。また、
全体会の最後には、100名ほどの参加者が小グループに分かれ
そこに美濃山小の先生方が分かれて入って、小グループ内で美
濃山小の先生への「インタビュータイム」。「研究に乗り気
じゃない人とかはいなかったんですか」など、参加者が気にな
る点を自由に質問し、美濃山小の先生がそれに答えるというも
の。一部のメンバーが研究概要を参加者に向けて発信するとい
う形ではなく、教師全員が参加者と双方向的に校内研究の取り
組みについて語り合うというスタイルです。やってみてそこで
起きたことを大事にすること、感じたことや考えたことをフ
ラットな関係でざっくばらんに出し合うことといった原理がこ
こでも貫徹されています。
 授業の改革(子どもの学び)、校内研修の改革(その学校の
教師の学び)、研究発表会の改革(学校を越えた教師の学び)
が連動するものであること、この三者は同じ原理で貫かれるべ
きものであって、むしろ、これらが連動していなければ改革は
なしえないことを私自身あらためて感じさせられる一件でした。
「全てがはじめての研究発表会でした」(ある来場者のコメン
ト)など反響が大きかったこの美濃山小での取り組み。詳細は、
藤原先生が担当予定の本メルマガ3月27日発刊号でも触れら
れる見通しです。

 演劇的手法というテーマと教師教育というテーマが私のなか
でどのようにつながっているかについてお話ししていたら、話
が大きくなってきました。私にとってこうしたつながりは決し
て最初から見えていたわけではなく、演劇的手法にも教師教育
にもそれぞれ目の前のことに取り組んでいたらそのつながりが
見えてきた、さらに最近ではその射程が実践的にも授業改革は
もちろん学校内あるいは学校を越えた教師コミュニティの変革
にも及ぶことが見えてきた、というのが正直なところです。
 とはいえ、私にとって、研究と実践はもとより切り離せない
ものではありました(言語的なやりとりにとどまらない身体感
覚や想像力の発揮が学びにおいて重要であるということを、私
自身が先生方に対して言語的な発信でしか伝えられないとした
ら、滑稽でしょう)。「研究的実践者」や「実践的研究者」は
単に「論文も書ける実践者」「授業もうまい研究者」といった
ことではなく、社会変革者として捉えられるべきものです。私
自身そうした存在たりえるよう、演劇的手法と教師教育という
2つのテーマを架橋しながら、これからも研究的実践/実践的
研究に取り組んでいきたいと考えています。
==============================================
 渡辺さん、大変丁寧な報告をありがとうございました。私も
美濃山小学校の研究会に参加していましたが、演劇的手法を生
かした実践と、研究発表及び講演の「同型性」も体験として理
解でき、大変おもしろい、体と心を揺さぶられる研究会でした。
 鳥山敏子実践の紹介がありましたが、『時代を拓いた教師た
ち〈2〉実践から教育を問い直す』(2009,田中耕治編著、日本
標準)の中で、鳥山実践を解説する項も渡辺さんご執筆だった
ことに改めて気が付き、渡辺さんの取り組みのここまでの流れ
の一端も、少し見せていただけたように思いました。鳥山敏子
のスイミー実践のような、いわば「なってみる」子どもの学び
に、新任の頃強烈に憧れました。その実践と教員研修における
演劇的手法が地続きであることも見えてきて、一人、納得して
いるところです。
 実は今年度は、美濃山小学校だけでなく、他にも渡辺さんの
現場にいくつか同行させていただき、研修に参加させていただ
きました。また私が校内研修デザインとファシリテーションを
依頼されている現場に同行いただいて、いろいろな観点からの
話をいただきました。早速、いくつかの研修の場に、見よう見
まねで、演劇的手法の活用を図っているわけですが、そうした
中での気づきを、また丁寧に対話させていただく機会があると
うれしいです。

 次回、2月20日火曜日、池田修さん(京都橘大学発達教育
学部児童教育学科教授/明日の教室代表)。都内の中学校での
ディベート実践で広く知られ、和田中を経て、関西ですぐれた
現場人を育て続ける方、です。

==============================================
メールマガジン「教師教育を考える会」
66号(読者数2628)2018年2月16日発行
編集長:石川晋(zvn06113@nifty.com)
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Author:石川晋
北海道の中学校教師を退職しました。
都内に潜伏して、ゆっくりのんびりしなやかに、教育、芸術、自然の話をしながら、これからの自分のことを考えつつ、新しい状況に対応する「学びのしかけ」のことを考えて行きます。facebookアカウントは、
https://www.facebook.com/profile.php?id=100000528475920
ぼくにできそうなことは、どんどんお受けしますので、遠慮なくお知らせください。FBのメッセンジャーが一番確実です!

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